いま、スクランブルというテレビ放送で、日馬富士による暴行事件の話をしている。(午後1時10分)そこでスポーツ評論家の玉木氏は、事件のことについて相撲協会などに口を開かない貴乃花親方と貴ノ岩を批判している。
「貴乃花親方は、これまでの相撲協会のやり方と違って、どちらかが傷つく方向に話を持って行っていった。」といった。貴乃花親方は八角理事長がもみ消すことをおそれて、独自に警察に被害届をださせたのだが、それを批判しているのである。
前回のブログでも書いた様に、相撲の試合や稽古での怪我ではなく、全くプライベートな付き合いの中で生じた暴行事件である。その処理をするのは基本的には、本人と警察およに司法機関である。
相撲界は特殊なのだからと言って、その原則を曲げてまで丸く収めれば、確かに日馬富士や貴ノ岩双方傷つくことはないだろう。それは相撲協会を治外法権にしたいという意見であり、トンデモナイものだ。
そのような法治国家の原則も知らない人間はテレビにでるなと言いたい。