以下のサイトに書いた、芥川龍之介著「薮の中」の推理に補足をつけました。https://blogs.yahoo.co.jp/mopyesr/43268645.html


黒沢明の羅生門の中の女房の真砂が盗人と夫に決闘を促する場面で、ためらう両者を笑う演出に対しての補足: 
補足1)はっきり言えば、安劇場風脚色である。

更に、「手籠めにされた真砂は、自分を守れなかった不甲斐なさと、自分を見る目に蔑みの表情を見て取り、夫武弘を腹立たしく思った」に対する補足:

補足2)男勝りの勝気な真砂は、当時既に夫武弘を低く評価していたと思う。そして、盗人の「古墳を見つけて出土品を隠してある。それらをを安く売りたい」という話に簡単に乗ってしまう夫にある種の軽蔑感をもっていた。その証拠に、妻の真砂は道外れの出土品を隠してあるという場所には行かず、馬とともに道脇に待機している。

https://blogs.yahoo.co.jp/mopyesr/43267652.html に対しても上記補足2)を補足1)として追加しました。