金曜日の米国株はダウ工業平均で350ドルほど急激に落ちた。9月中に利上げの可能性が高まったというが、その割には、ドル・円レートは一円ほど高くなっているだけだ。
何か別の不安を感じているのではないのか?
追加:アナリストも同様の感想を持っているようだ。川島寛貴氏の記事を読んでほしい。そこでは川島氏はなにやらおかしいと書いているだけである。素人だが、すこし考えられることを書いてみる。
米国では、北朝鮮問題でのオバマ大統領の責任が議論されている。「対中国政策の甘さが北朝鮮を好き勝手に振舞わせている」ということらしい。なにやら朝鮮半島がキナ臭くなってきたのか? 爆撃機が韓国に入っているらしい。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160911-00000116-jij-kr
昨日の記事では、米国による北朝鮮攻撃の可能性について書いた。これはなにも今に始まった計画ではなく、大分前から米国の視野に入っている。安倍内閣に慰安婦合意を強引にさせ、安保法制改訂させたのも、その準備と思われるからである。
更に、雲行きを怪しくすることが起こったようだ。11日の世界貿易センタービルのテロの追悼式で、ヒラリーが体調を崩して途中で席を外し、カナダでの公演を中止したらしい。これは今後の大統領選の雲行きを怪しくしている。
大統領がトランプになれば、これまでの米国支配層の目論見、世界のグローバル化のリーダーとして米国が振舞う、が消える可能性が高い。そうなる前に、米国はある程度の政治的混乱に見舞われると思う。世界は今激しく動いていると思う。(16:00追加)