東日本大震災に日本赤十字を通して寄付した金額の国ごと順位は、一位が米国で二位が台湾、三位タイのあと4位にオマーンが来る。オマーンの4位を不思議に思う人も多いだろう。これは、元国王妃に日本人がなったこともあり、親日度が高いからである。日本からの経済進出もあり、中東の比較的豊かな国である。
 
これを一人あたりの寄付金にすると、一位がオマーンで二位台湾の倍以上である。三位以下は香港、モンゴル、スイス、シンガポール、パプアニューギニア、タイ、アルジェリア、マレーシア、オーストラリア、英国、フランス、アメリカ、ベトナム、イタリア、韓国、ドイツ、フィリピンと続く。
 
これをまた、一人当たりのGDPで割り算すると、順位が大きく変わる。この値は国全体の寄付金額をGDPで割った時と同じである。一位がモンゴルで、二がパプアニューギニア、三位がオマーン、四位が台湾、五位以下がタイ、ベトナム、アルジェリア、香港、クウェート、マレーシア、フィリピン、シンガポール、バングラデシュ、スイス、アラブ首長国連邦、英国、インドネシア、インドと続く。


モンゴルは朝青龍や白鳳の国、更に、東南アジア、アフリカ、中東の国々から、たくさんもらっていることを忘れないことが大切かと思う。
 
詳細は、以下のデータをごらんください。GDP当りの寄付金はppm単位です。データ元は以下のサイトです。
http://news.mynavi.jp/news/2013/04/05/207/ (日本赤十字を通した寄付金2013年のデータ)
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上からGDP当りの寄付金額(最後の列)の多い順です。それに対象が日赤経由の寄付金のみであることに注意が必要かもしれません。更に、元のデータには国あたり一定額以下は記載されていないので、人口の少なく、且つ、一人あたりGDPの少ない国は、寄付金/GDPの順番ではこの中に入るべきだが、入っていない可能性もあります。