北朝鮮は今日、水爆実験に成功したと発表した。今後、近いうちに国連での制裁決議が出されるだろうが、結局効果のある制裁ができるとすれば、中国やロシアのものだろう。しかし今回の実験はかなりの制裁を予想した上なので、非常に不気味である。
 
中国経済の停滞により、その影響が強く北朝鮮経済にでているのかもしれない。瀬戸際外交というより、本当に瀬戸際なのかもしれない。経済制裁が加わるとその限界を超えて、暴発することにはならないだろうか。
 
そのような状態にあるとすれば、制裁の正面に立つべきは、中国、韓国、米国であり、日本ではない。安倍総理は断じて容認することはできないと強く批判している。しかし、なぜ韓国と米国ではなく、日本と米国が共同で安全保障理事会の招集を要求しなければならないのか(韓国は単独で出したようです1/7)。日本は核兵器の一撃を受けたいのか?
 
現在の北朝鮮の様子は、戦前の日本に似ているように思える。北朝鮮は米国を中心とした勢力により、現在の体制が潰されることを恐れていると思う。そしてその脅威を取り除くことができるのは米国の決断のみである。それが、今回の声明に米国という国名しか現れていない理由だと思う。

どのようなことがあっても、北朝鮮はソフトランディングさせるべきである。暴発した時の被害はあまりにも大きい。http://blogs.yahoo.co.jp/mopyesr/41810584.html
 
要するに、北朝鮮を独立国として、米国と韓国が認めれば良いのではないのか?それと引き換えに、核兵器と核兵器開発を放棄させれば良い。北朝鮮はおそらく政権トップを世襲制ではなく、中国のような共産党内から選ぶ形にするだろう。その後、朝鮮民族がドイツのように統一する道を選べば良いと思う。
 
なぜ、朝鮮戦争の休戦状態から一歩も進もうとしないのか。それは、米国が混乱の種をアジアに残したいからではないのか。
 
日本も日韓基本条約を改訂して、韓国だけでなく北朝鮮も半島の国家として認めることの同意を韓国から得られれば、北朝鮮と国交回復でき、その結果拉致問題の解決も容易になる。北朝鮮も韓国に対して行ったような日本の経済協力で、経済発展の速度を上げることができる。http://rcbyspinmanipulation.blogspot.jp/2014/05/blog-post_6146.html
 
それ以外に拉致問題の解決はないことをすでに指摘してきた。テレビもその辺のことを一切言わない。なぜなのか。