安倍総理の従来の考え方と真っ向から反するところで交渉が妥結した経緯をみれば、日韓慰安婦問題の“解決”は米国の指示であることは疑いない。この点は本ブログでの最初の記事から一貫している。
 
しかし、なぜそのような指示を米国が出したのかについて、最近の田中宇氏のブログは面白い指摘をしている。北朝鮮の核問題を解決するための布石だというのである。その詳細を田中さんのブログを見ていただければ、たいへん参考になると思う。http://tanakanews.com/160104japan.htm
 
昨日のニュースでは、オバマ大統領は米国でのガン規制について新たな対策を行うらしい。ピストルなどを買う客の調査を義務付けるなどの、大統領令で行える範囲での規制である。
この種の規制ではほとんど効果がないと思う。

 

オバマ大統領は何かと格好だけの政治をやる人だ。何の効果もない核兵器廃絶を訴えた演説でノーベル平和賞をもらった時から、その評価が定着していると思う。本当に核兵器廃絶を目指すのなら、ノーベル賞は「実際に効果を出してからいただきます」と遠慮すべきである。
 
田中宇氏のブログにあった、北朝鮮の核問題の解決は、能力のある米国大統領が本気でやればできるだろう。当然それには米国と日本を含む周辺諸国の、相当の負担(北朝鮮に体制維持や経済支援)などの覚悟が必要であると思う。しかし、これまでのオバマ大統領の実績からみてやらないだろう。オバマ大統領の実績とは「(中途半端に)トライする」ことのようだ。もしそうなら、日本にとってはえらい迷惑な話だ。
 
被害者ズラをする韓国と無能刑事役の米国、それに日本いじめが大好きな欧州という観客の前で、ありもしない罪を日本が自白させられたのだから。ずさんな捜査で証言と自白に頼る警察は、今や過去のものだった筈だ。