最近馬淵睦夫さんの「グローバリズムとナショナリズム」に関しての解説を観て、何か恐ろしい歴史の流れを感じた。ここでは、何もコメントを書かないが、以前のブログで書いたことが裏付けされた様に思う。強引なグローバリズム路線に協力する安倍総理には、早く誰か別の人に交代してほしいと思う。

 
表題の件についてのブログは、https://www.youtube.com/watch?v=TILYoV96odw    にある。眼から鱗と形容すべき印象をうけた。
更に、イスラム国による後藤さん達が巻き込まれた事件については:
http://www.nicovideo.jp/watch/1423122929?ref=teibanを引用する。グローバル化路線を推進する人たちの企みであると間接的にサジェズトしている。また、イスラム国(ISIS)の前身であるアルカイダの起源については、田中宇さんのブログを引用する。
これらを総合して、何が言えるかはこの記事を読んだ方が各自考えてほしい。
 
世界は金で動いている。「赤い盾」(広瀬隆著、集英社、1991)に書かれた事を常に頭に置くことが、世界の政治を理解するのに必須なのだろう。例えば、イギリスの中央銀行であるイングランド銀行、それに米国中央銀行のFRBなどは、最初に引用した馬淵氏の講演にある様に、”私立”の銀行である。勿論、兌換紙幣の時代なら、私立銀行が紙幣を発行しても何の問題もない。しかし、不換紙幣になった今日、紙幣を発行するのは公的な機関であるべきである。
 
FRBの起源については新聞の記事にも書かれている。イングランド銀行の株主については今なお秘密になっている。それが、規則に反していると(ヨーロッパ)議会で英国独立党(庶民院に議席を持たない程度の小さい政党)の議員が質問書を提出したと言っている。何故、大きな政党は疑問を呈さないのか。両銀行の設立の経緯については「赤い盾」に詳細に書いてある。
 
それらの銀行の幹部は、今でも独特の選び方がなされているというが、詳細が報道されたことはない。
 
日本のマスコミは貧弱である。それが腹立たしい。