White’s Boots
SMOKE JUMPER 
 

梅雨時は長靴の替わりに頑張ってもらったが
そろそろ梅雨もあけるだろう。
というかはよあけれ。
 
未だはっきりしない天気が続く関東ですが
梅雨明けの願掛けと共に秋まで封印致します。
年の半分以上、よー頑張ってくれた。
 
 
前回 購入後で初めての手入れを施しましたが
その際、ちょっとだけ退色が早くなりそうと思った方法で手入れを試してみました。
 
が、所詮は素人の浅知恵。
色が抜けるのが早すぎだ。
ものすごい色ムラができてしまった。

シワ周辺は特に目立つ。
まあこれはこれで、とそのまま履いている。
 
 
…シワといえば
皆さまはブーツを履いた時
どのように歩いておりますかな?
 
靴が体の一部になる、と
経年変化を表現したりしますが
体の一部という言葉の通り
持ち主の歩き方は
同メーカーで革質や革の厚みが同じでも
全く同じ成長をしたブーツがこの世に二つとないように
持ち主自身の特徴をブーツに刻む。
 
ブーツを履いた時の歩き方は主に3つ
 
1、モモで足を持ち上げ歩く
書いてて自分で何言ってるのかよくわからないが、
オペラシューズやホールカットに代表されるフォーマル靴での歩き方。
スポーツ大会の行進みたいな感じ、あるいは階段を登る感じで
歩く際、地面を蹴らず足をもち上げて歩く。
んでもって靴底全体で着地する。

フォーマル靴の他、ヒールの高い靴はこういう歩き方になる。

地面を蹴らないので靴が曲がる角度が浅いため
格式の高い場では無粋ともとれる皺がつきづらく、
またシワがつく時はキメ細かい小さな皺となる。
 
たまにワークブーツでも これやる人がいるが、
この歩き方はワークブーツではしない方がいいと思う。
 
今は事務の方に回ってしまったがブルーカラーの立場から言わせてもらえば
エンジニア、ファーマー、ハンター、警察から軍人まで
そんな歩き方してシワの入り方を気にしてるヤツがいい仕事ができるとは思えん。
偏見であることは重々承知だが。
 
身につけてるものにふさわしい所作を行える人
本当に一流というものだろう。
 
もちろん私は一流ではないので
てきとう言っているだけなのだが。
 
2、ブーツの重さを利用して歩く
ソールの重量を利用した
いわゆる振り子運動での歩き方。
 
ソールの重いワークブーツを履いていると自然とこんな歩き方になる。
 
足を投げ出して歩くので1の歩き方ほどではないにしても
靴を曲げる角度は浅く細かいシワが定着する。
 
私はこの歩き方ができない。
 
この歩き方、わりと地面の凹凸をひろいやすく
予想とわずかにずれた方向に足が向かったりして腰に悪いのだ。
ガラスの腰を持つ私はこの歩き方で
左側だけギックリ腰みたいな器用なマネをかました事がある。
 
3、地面を蹴って歩く
という訳で私はこのような歩き方になる。
スニーカーとかで誰もがやってる普通の歩き方。
 
地面を蹴るので靴の曲がる角度が深く
大雑把で大きなシワが入る。クラックもできやすい。
 
靴の事を思えばちょっとどうだろう?と思うが
これが今まで生きてきた中で身についた私の歩き方。
 
シワのつき方もエイジングの魅力のひとつ。
どれが正解という訳ではなく
持ち主の歩き方を刻んだ靴はどれも魅力的なものだ。
私の一部となった靴には
私の証明が大雑把に刻まれるのだ。


そう。だから今回も手入れをろくすっぽにしていない靴などを
堂々とブログに載せてる大雑把さはどうかお目こぼし願いたい。
長々と書いたが言いたい事は実はこれだけだったりする。
 
では秋になったらまた会おう。
いや さすがに手入れしてからしまうべきか?
 
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おまけ
 
ビブラムの#269
 
汚い写真で恐縮だが
3の歩き方だと靴底はこんなんになる。
地面を蹴る親指と足の内側部分の形がはっきりと見える。
 
ゆとりがあるように見えるが1cm近く張り出したコバを縫っているのと
インソールが必須な私には捨て寸が若干足りない。
次はハーフサイズ上げてみようかな。
 
ちなみに1、2の歩き方だと親指部分の磨耗が少ない。
一度シワができちゃうと上書きは難しいので次の靴で、という話にはなるが
もし歩き方でシワの形を調整してみたい、なんて人がいれば
今の靴底の磨耗具合で
自分が普段どう歩いているか確認してみるといい。