https://youtu.be/LBkKbpKHRas

一年で最も寒い2月には北欧の作曲家グリーグの、凛とした空気感の漂うピアノ協奏曲を聞きたくなります。
投稿は3月になってしまいましたが、、。

今年は図書館のレンタルを含め6種類のCDを連日連夜聴き比べて、演奏解釈の違いを楽しみました♪

添付したYouTubeはアリス紗良オットのピアノ。

この曲は第1楽章の冒頭がショックを受けたときの効果音として有名ですが、私が好きになったきっかけは、独特のリズミカルな第3楽章。17分45秒~
北欧の空気感を最も感じるのは穏やかな第2楽章で13分25秒~。




ピアニストは写真左上から、

1. チェルニー=ステファンスカ

2. クリフォード・カーゾン

3. クリスティアン・ツィメルマン

4. ジャン・マルク・ルイサダ

5, ラドゥ・ルプー

6. スヴャトスラフ・ルヒテル


1.ステファンスカは女性とは思えない力強いタッチで豪快な演奏。繊細さも有る。音割れしてる録音だけが残念。


2.カーゾンのも豪快系。バランス的に金管の鳴りが大きいが、弦楽器のくっきりした刻みなどは北の空気感を感じる。


3.ツィメルマンと5.ルプーは若書きのこの曲の青臭さや若さゆえのひたむきさを丁寧に紡ぐように弾いていて感動的。
特にルプーのピアノの音の粒はまるでダイヤモンドダストのようにキラキラと輝くよう。
オケのサポートも言うことなし。


4.ルイサダは独特のリズム感と癖が気になる。変わった演奏が聞きたい人にしかオススメできない。


6.世評高いリヒテル盤は、歳を取った巨匠が、若造が書いた曲を上から目線で弾いているかのように聞こえる。
テンポを激しく変化させたり、細かい音符の処理の雑さが曲への共感を感じさせないのかもしれない。
ピアノの音やオケの音もなんか暑苦しくて北国感かまるで無い。