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JR上野駅の壁画です。

今日の帰り道、上野で乗り換えたので思わず撮影。


東北で育ったせいか、未だにこの壁画が「東京の入り口」のイメージです。

この壁画を見ると「ああ東京に来たんだなあ」と思い

この下をくぐると「東京を離れるんだなあ」と思うのです。

壁画の下が上野駅中央改札、そしてその前には広々としたコンコース。
数年前に大規模改装を行って、かなりハイカラになりましたが
今でもたくさんの人が行き交う場所です。


旅立つ人、帰って来る人、やってきた人、戻ってゆく人。

そして家路を急ぐ人。

啄木が

ふるさとの訛なつかし

   停車場の人ごみの中に

          そを聴きにゆく


と詠んだのは、この風景になるより、もっとずうっと前ですが

その心を現在でも肌で感じられる場所です。