今日は花の休日。
ちょっと遅めに起きて、のんびりTVウォッチングなんぞしていました。
教育テレビ見ながら
ストレッチマン川崎に現る!わーい。あ、えいごリアンのマイケルもいる~!!
などと喜んでいた、その時。

テレビ画面に流れるテロップ

「ただいま関東地方の一部の地域で、気象状況のため受信障害が発生しております」


こうしちゃいられませんっ!

ごそごそと動き出し、最近インターネットにかまけてお見限りだったラジオを掘り出し
イヤホンset!!
電源ON!!
指先に鈍い全神経をそそぎながら、そーっとダイヤルを回してゆきます。


うふふ。Eスポですよ。




説明しよう(・・)b(おいっ!)

EスポとはスポラディックE層の略称である。
地球上の電離層の中のE層が、何かの拍子に一部だけすごーく密度が濃くなってしまう現象のことだ。
これが発生すると、本来左のへたれ図のように電離層を突き抜けるはずのFMラジオやTV地上波1ch~3chあたりの周波数の高い電波が反射されてしまう。
それにより、普段はへたれ図のエリアにしか届かないはずの電波が、へたれ図のように
ありえない場所まで飛んでいくのである。

電離層についてちゃんと知りたい方はここをクリック



と、いうわけで普段聴けないものを聴くチャーンス!なのです。
筆者んちのラジオは国内仕様なので、およそ76MHz~90MHzまでしか受信できないのが残念。
TVの1ch~3chが入る仕様だと、韓国や台湾、中国、ロシア辺りの放送が入る可能性があって、さらに楽しいんですよ。(場所や条件によりますが…)


で、小一時間。面白かったです(^^)
完全自己満足の、結果発表。

【前提】
東京某所
マンションの谷間
ラジオの表示による受信可能範囲 75.2MHz~90.2MHz

76.1MHz Inter FM(エリア内)
77.1MHz 放送大学(エリア内)
78.0MHz Bay-FM(普段ほとんど入らず)
78.7MHz 特定できず。
       洋楽のダンスミュージックみたいなのが流れてた。
       国内の周波数一覧を見ても近場ではない模様。
79.0MHz NHK-FM 
       コールサイン(JOMP-FM)と周波数からNHK千葉、館山中継所かと
       (普段あり得ません)
79.5MHz NACK 5(たまにノイズたっぷりで入る事あり)
80.0MHz TOKYO-FM(エリア内)
80.5MHz NHK-FM 
       コールサイン未確認だが、周波数からNHK群馬、榛名中継所かと
       (普段あり得ません)
81.3MHz J WAVE(エリア内)
82.5MHz NHK-FM 東京局(エリア内)
85.1MHz NHK-FM コールサイン未確認だが、周波数からNHKさいたま
      (普段はあまり入らず)
89.9MHz 謎の中国語トーク。
       男性のパーソナリティが電話の相手と話していた。

以上。
何故かFM横浜が入りませんでした
なんでだろう?

すっごく気になったのが89.9MHz 謎の中国語トーク。
男性パーソナリティが、電話で誰かと話しているんですよ。
トークの感じが明るかったので電話相談とかではなさそう。最初は女性と、次に若い感じの男性と話していました。
番組の合間に女性のアナウンスが入ったけど当然中国語で、しかもノイズ入ってるからなんと言っているかまるで不明。
ネットで検索した国内周波数一覧では、該当する局はなさそう。
本当に中国の放送局だったりして…

海を越えた向こうの、どこかの街で流れている放送を今、日本で聞いている。

なんて思うと、ちょっと夢があっていいかな~と思ってます。

余談ですがこの現象、今日の関東地方みたいな

生あったかい日によく発生します。


一般的に、春から夏にかけてがシーズンですが、夏場に多いように感じます。
1ch~3chを見ていて、視聴障害のテロップが流れた時
FMラジオを聴いてみませんか?



本日のおつかれさま



我が家の現役ラジオ君。
何とアナログとデジタルのデュアル周波数表示。
そこがまた好きなんですが♪