これは、夫婦の諍(いさか)いは日常的によくあるものだから第三者があえて入るものでもない、放っておけ、という意味で使われる。
昔のホームドラマなどには、そんなシーンがよく出てきた。
激しい口論をしたかと思うと、家の中のものを放り投げたり壊したり。
場合によって泣き叫んだりと収拾がつかないほど。
この夫婦ゲンカを役に立たせようとする動きが アメリカの新聞であるウォールストリート・ジャーナル (The Wall Street Journal)に出ていた。
それによると、今、アメリカで困っている問題の一つは、オオカミが家畜を襲うこと。
そんな被害が米西部一帯で続出しているという。
日本では熊が出没して、人を襲ったりすることが時々問題になっているが、
アメリカの問題はオオカミ。
そこで、アメリカ農務省はドローンを使って上空から花火や銃声音、
ポップカルチャーの音声で家畜を守ろうとしてきたという。
このたび、それに加えたものが「夫婦ゲンカ」の音声。
これは、2019年公開の映画『マリッジ・ストーリー』の1シーン。
スカーレット・ヨハンソンとアダム・ドライバーが演じた激しい夫婦げんかの音声。
この映画は、2020年のアカデミー賞で作品賞など6部門にノミネートされた映画作品。
特に離婚をめぐる激しい夫婦げんかのやりとりは、迫真そのもの。

拡声器をドローンにつけて、この音声を流すという試み。
その目的は、人間は怖いものだとオオカミに教え込む狙いだという。
かつては、ハードロックを流したこともあるそうだが、そんなものの比ではない。
『人間ってヤバイ!』
そう感じさせるには「夫婦ゲンカ」。
犬どころか、オオカミも食わずに逃げて行く。
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