こぎつねコンコンか、踊るポンポコリンか。 | BOOTS STRAP 外国語と ゆかいな哲学の館

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ありふれた日常を考察する
<芦屋・三宮>

狂言の演目に『釣狐』というのがある。
これを演じれば一人前の狂言師と言われる演目でもある。
これは知恵あるキツネが人を騙すところから始まる。


この演目を簡単に紹介すると、
「猟師が仕掛けたキツネの罠で仲間のキツネが次々捕らえられてしまったため、老いたキツネが僧侶に化けて、猟師を説得する話。
猟師にキツネの執心の恐ろしさを語り、罠(わな)を捨てさせようとする。
猟師は僧侶の言葉に従い、手に持っていた罠を捨てる。
説得に成功を収めたキツネは大喜び。ところが帰る道中に仕掛けられたキツネの罠と遭遇する。
その罠には大好物の油揚げがついている。
そして、ムラムラと狐の本性が少しずつ現れる」
僧侶から油揚げに惹かれるキツネへの変化の妙が、この狂言の見せ所。
人をばかす知恵あるキツネから、ただのキツネへの変身。
これを演じれば、一人前の狂言師というのも納得である。

そういえば、柴犬の顔の特徴としてキツネ顔とタヌキ顔があるモノらしい。
同じ柴犬でもそんな違いがある。
人の骨相にもタヌキ顔とキツネ顔の区分の仕方がある。
タヌキがちょっとおとぼけなのに対して、キツネは、知恵と狡猾といったイメージがある。

トランプ氏がアメリカ大統領に就任してから100日あまり。
その間に、関税やグリーンランドの件然り、
最近は、かつてあった極悪人を留置したアルカトラズ島の刑務所の復活を唱えたりと、
何かにつけて人さわがせな御仁である。
トランプ氏のこの骨相は、どう見てもキツネ顔。
一癖、二癖が顔に漂っている。
一方、関税に対して立ち向かう日本の赤澤大臣は、どう見てもタヌキ顔。

どうなるか?このキツネとタヌキの化かし合い。
タヌキ風にのらりくらりと、逃げ切ってくれることを願うばかりだ...。

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<了>