伴大納言絵巻 | α 国際線CAの 3次元の国際理解力UP! Ω 

伴大納言絵巻

絵巻の内容は摂関政治期に起こった出来事「応天門の変」だが、書かれたのは約300年後の院政期であった。かなり想像で絵を描いたことになる。なのにこの迫力と、一転した静寂の臨場感はどこから来るのだろう。いずれにせよ、この政変で伴氏や紀氏の有力氏族が表舞台から消えた。謀略にはまり去っていく伴大納言の姿はすがすがしくもある。