和の独自性
日本独自の「お客様は神様です」発想は、顧客と提供側がある程度抑制されたものであれば、うまく機能すると思うのです。
日本の伝統はすべて、礼儀作法も含め、相手をどういたわってあげられるか、に重きをおきますね
「あー、買って下さり有難いな」という純粋な気持ちが、この発想を育ててきたのだと思います。
顧客もその気持ちをくみ取り、更によりよい関係を継続していく。
すばらしいことだと思います。
ですが、受け取る顧客サイドが、余りに主張してしまうと、
または、
提供側が、価格に見合うものをお届けできないとなると、軋轢が生じてしまう。
この「天秤」をいかにうまく機能させるかに、どの業界の方も大小含め、努力されているのだと思います。
私自身も何度も飛行機で体験しましたが、温度や喫煙などのトラブルはしょちゅうでした。
欧米人FAは、一般に体感温度が日本人より高いので、低めの温度に設定してある、だけど、ハワイ便で薄着の日本人乗客は、寒いを連発、
EXTRA BLANKETσ(^_^;)
は、こうして瞬く間に機内から消え去ります。
問題は、温度あげてもなお寒さ訴え、毛布を受け取れなかった乗客。
「暖を取る手段を考えろ!」
とお叱りを受けましても、狭い密閉空間。。。
まあ、こんな話はもう日常茶飯で(^^ゞ
しかしながら、
アメリカ人乗務員は全く、意に介さない、
So What?
と、出るわけで~~~す
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この相手を思いやるという、日本が育んできた独自の文化。
「お客様は神様です」
この発想は、わたしは、まさに世界に類を見ない「和室の構造」を生んだと思うのです
よく外国人に言われるのは、日本の伝統家屋が「Papers and wood」
でできていること。
障子も襖も、紙と木枠で出来ているので、実に壊れやすいし、小学生でも倒せる脆さ。
でも、ここにこそ、相手をいたわる精神が育まれる余地があったのではと?思うのです
家族の構成メンバーが、それを「公と私の仕切り」と
認識しないといけませんよね~
そうしないと、もともと日本家屋に希薄なprivacyの観念が、どんどん崩れていってしまう。
なので、襖の開け方一つとっても、一気に開けてはならないと。
でも、どうなんでしょう。。
今って、マンション生活だと
tokonoma
難しいですものね
今回「懐石会」で、改めて皆様にもろもろお伝えして、色々勉強させて頂いております。(;^ω^A