ドラッグオンドラグーン3 | ヲタクの生きる道

ドラッグオンドラグーン3

ハード・・・PS3
ジャンル・・・アクションRPG
クリアまでのプレイ時間・・・40時間

 1)オススメ・・・1
 2)ツボ・・・3
 3)システム・・・3
 4)グラフィック・・・3
 5)シナリオ・・・
 6)音楽・・・
 7)演出・・・
 8)キャラ・・・
 9)バランス・・・3
10)独自性・・・7

合計・・・52点

<概要>
アクションRPG。
ファンタジー。
女性主人公。
救いのないストーリー。

<総評>
オーソドックスなアクションRPGに、独特の世界観。救いのないストーリー展開が好みの分かれるところだが、私的には世界観やキャラ設定・デザインはかなり好みで、約2500円する設定集を購入したほど。

トロフィー「真・トレジャーハンター」を獲得し、D分岐のクソ音ゲーのところまでやったんで、あえて言わせてもらう。



ここからはかなり否定的なことを記載するので、このゲームが大好きな人は見ないほうがいい。









それでは行きます。

このゲーム。かなりダメなところが多い。前作からかなり時間が経っているにも関わらず、アクションとしてちゃんと調整してないんじゃないかと思えるほどヒドい。ぶっちゃけ私的にはアクションゲームとしては破綻してると思ってる。それらを以下にまとめた。

1)処理落ち
そんなに多くないと思うが、ちょっと敵が増えると、すぐ処理落ちし、動きがカクつく。

2)長いリロード時間
難易度は難しめに設定しているので、トライ&エラーになると思うが、アコールの依頼というサブクエストでさえ、異常にリロードの時間が長い。

3)敵の種類が少ない
敵の色違いの使い回しが非常に多く、また同じ中ボスがなんども出てきて、飽きてくる。

4)ステージの種類が少ない
真のエンディングを見るには、D分岐まで行く必要があるが、そのためには、なんどもなんどもなんども・・・・同じデザインのステージをクリアしなくてはならず、正直、D分岐に到達するには、苦行とも言える同じ作業を繰り返さなくてはならない。

5)キャラデザインの3D再現度の低さ
素晴らしいキャラデザインなのに、ゲームで動かす三次元モデリングの再現度が低い。特に顔がかけ離れてる。日本的なデザインなのに、3D化すると海外向けに変更ですか。

6)凶悪なラストの音ゲー
もう異常と言い切れる凶悪な仕様の音ゲームがラストにあって、音ゲーなのに、画面にボタンを押すタイミング表示がない時があり、画面が暗転してメロディがだんだんゆっくりになる箇所もあり、またボタンとリズムにほんの少しタイムラグがあり、音ゲーとして破綻してると言わざるを得ない。こんなものを最後に強いる製作会社の気が知れない。顧客満足度でいったらゼロだ(そういう意味で主人公の名前がゼロなのか?)。


代表的な不満点だけでもこれだけある(他にもアクションの肝である操作性や三次元でのマップ構成の奥行きに分かりにくさなど言いたいことは山ほどある)。
ラストを音ゲーにするのは別にいいんだけど、やるならちゃんと作れよって言いたい。ボタンを押すタイミングが画面ではわからない状態にする神経を疑う。その音楽でも押すタイミングがわかりにくいし。押すタイミングの分かりやすい音楽にしろよって言いたい。


世界設定やキャラデザインはとても独創的で、かなり好みなんで設定集を買ったが、ゲーム自体がこの設定を台無しにしてる。
自分はこのゲームをオススメしないし(オススメできないからアマゾン広告も貼らない)、この製作会社のゲームは二度と買わない。
世界設定のスタッフは変わらず、ゲーム製作会社は絶対に変えてほしい。スクエニは二度とこの製作会社とは付き合ってほしくない。

ニーアオートマタには期待してます!