デッドライジング | ヲタクの生きる道

デッドライジング

ハード・・・Xbox360
ジャンル・・・アクション
クリアまでのプレイ時間・・・20時間

 1)オススメ・・・6
 2)ツボ・・・
 3)システム・・・4
 4)グラフィック・・・
 5)シナリオ・・・6
 6)音楽・・・
 7)演出・・・
 8)キャラ・・・7
 9)バランス・・・
10)独自性・・・

合計・・・72点
<総評>
3年も前に発売されたゲームを評価するのはけっこう難しいけど、グラフィック点数を甘めにしつつ評価してみました。
いまやってもかなり斬新なゲームで、ストーリーを進める進めないはプレイヤーの自由であり、さらに最初の場所になにもしないでずーっといてもいいし、とにかく自由度の高さがとんでもない。その分、粗もけっこうあって、良くも悪くも非常に尖ったゲーム。とんでもない数のゾンビの群れのなかで好き勝手に派手に暴れ回ればいいじゃないか、そんなゲーム。
システム面でかなり低い点数をつけたのは、以下の4点ゆえに。
1)救出される人の頭の悪さ
2)文字が小さすぎる
3)会話を任意で進められない
4)無線で会話中は攻撃できないだけでなく、ジャンプもできない
この4点が大いに不満。は普通に通れるのにちょっとの高低差でひっかかって動けなくなったり、すぐ横に通れるスペースがあるのに障害物でひっかかったり、複数の人を同時に救出する時にその人間どおしでひっかかって動けなくなったりと、とにかくお粗末な思考。は読んだとおりで、とにかくなぜこんなに小さくするのか意味不明。はいまどきというか、3年前の当時でも、会話の文字をプレイヤーの任意で進められないなんて、かなり古くさい気がした。時間に追われているときとかとくにイライラした。こんな演出はいらない。はなぜ無線でのトーク中に攻撃できないわ、ジャンプもできないわと、これほどのリスクを無線トークに背負わせるのかわからない。片手が塞がるので、両手持ち武器が使えなくなるってのなら納得なんだが、片手が空いてるんだから、片手武器は使えてもおかしくないし、ジャンプキックもできないっていう演出の理由がわからない。無線しながら運転はできるのに。
他にも細かいところがかなり気になるが、自由度の高さと、大量のゾンビを蹴散らす爽快感は、このゲームならではのもの。
カプコンにはゾンビゲーではバイオハザードシリーズというホラーゲームの代表みたいなものがあるにも関わらず、まったく別のタイプのゾンビゲーを出して成功しているのはすごいと思う。不満点はきっと「2」では解消されていると思うので、さらに良作のゲームになっていると期待したい。