バイオハザード5 | ヲタクの生きる道

バイオハザード5

ハード・・・Xbox360
ジャンル・・・アクション
クリアまでのプレイ時間・・・15時間

 1)オススメ・・・10
 2)ツボ・・・10
 3)システム・・・
 4)グラフィック・・・10
 5)シナリオ・・・
 6)音楽・・・10
 7)演出・・・10
 8)キャラ・・・10
 9)バランス・・・10
10)独自性・・・

合計・・・95点
<総評>
ホラーアクションの金字塔であるシリーズ最新作がやっと発売。その待ちに待った期待度マックスに見事に応えた傑作中の傑作。とくにグラフィックは突出するほどに素晴らしく、マップやキャラなど圧倒的に美しく仕上がっており、またキャラの表情の希薄さも感じることなく、非常に感情移入しやすかった。昨今のFPSやTPSに比べると、撃つあるいは斬る動作中に移動できないというのが歯がゆく感じることもあったが、それがこのゲーム全体のスリリングさを加速させていると思うので、これぞバイオ!ってことではないだろうか。私はそこにまったく不満はない。ツーマンセルである必然性もうまく演出されており、パートナーと自然に信頼感も生まれてくる。敵であるゾンビはマジニへと進化し、初期ゾンビはドアすら満足に開けられないという愚鈍であったのに、今ではバイクに乗るわ、マシンガンは撃ってくるわ、ハシゴを落としたのにジャンプで上がってくるわと、もう強いのなんのって。バカのひとつ覚え的な特攻はまったく通用しない。いろいろと考えながら進めていく絶妙なバランスは見事。チャプターごとに様々な仕掛けが用意されており、たくさんあるチャプターもあきることなく、牽引力のあるシナリオと相まって、ボリュームがけっこうあるのに、一気に進めてしまったという印象。あらゆる部分で欠点は皆無で、最高レベルで安定している。
ホラーなので人を選んでしまうが、そこに抵抗がない人なら超オススメ。っていうかやらないともったいないと思う。

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