インフィニットアンディスカバリー
ハード・・・Ｘｂｏｘ３６０
ジャンル・・・アクションＲＰＧ
プレイ時間・・・５０時間
１）オススメ・・・７
２）ツボ・・・１０
３）システム・・・６
４）グラフィック・・・８
５）シナリオ・・・１０
６）音楽・・・９
７）演出・・・８
８）キャラ・・・１０
９）バランス・・・８
１０）独自性・・・９
合計・・・８５点
＜総評＞
非常にオリジナリティあふれるシームレスアクションＲＰＧ。アクションでありながら操作できる主人公以外に、非常に賢いＡＩを持った仲間３人もリアルタイムに活躍する。また他のパーティもイベントによっては同時に動き、４人×３パーティの１２人が同時に動く様は大迫力でとにかく楽しい。しかしシステム面での不満があまりに多いので、箇条書きにて連記してみる。
１）ボリューム不足
フィールドマップひとつひとつはデカいが数は多くない。順当にいけば１５時間でクリアする人もいるほど。クリア後のセラフィックゲートも既存マップの使い回し。
２）マップの構成とレイアウトのバランスが悪い
無駄に広すぎて間延びしていて緩急に乏しい。
３）町に戻るかイベントによってでないとパーティメンバーの変更ができない
なぜセーブポイントでパーティ変更できないのか意味不明。バトルフィールドが続くところではパーティ変更できないのでかなり辛い。またこのゲームの肝であるコネクトによってでしかとれない宝箱を発見しても、その能力をもった者をパ－ティに入れてなかったらでコネクとできず、途中にセーブポイントがあるのにいちいち町まで戻らないといけない。
４）町がデカすぎる
デカいフィールドマップなみに町をデカくする必然性はまったくない。このデカすぎる町の弊害で、このゲームの特徴である町内で仲間をコネクトしてサブイベントを進めるというお楽しみが、なぜかこのデカい町に仲間全員が散り散りになっており、仲間を探すという余計な時間を費やし、町がデカくなるほどに嫌気がさす。非常に不親切極まりない。
５）パーティ編成で同行者が選べない
せっかく個性豊かなキャラがいっぱいいるのに、「同行者」という奇妙な枠があり、彼らを通常パーティに入れられない。この意味不明な枠のおかげで最後に仲間になったフリストフォールとセラフィマの必要性がほとんどない。よって無用に仲間の人数が多すぎる感は否めない。
６）アクション性が高いのに戦闘中のアイテムの使用がダイレクトにできない
アイテムを選んでるあいだも攻撃されるというのはいいとしても、よく使うアイテムをボタンに登録とかもできないので、アイテムを選んでるあいだにピンチになることが多い。戦闘のシステムに煮込みが足りない気がした。
７）主人公しか操作できない
これだけ個性的なキャラがいながらずっとカペルしか操作できないとさすがに飽きてくる。ヴェスペリアのようなカスタマイズ性がほしい。
８）キャラのカスタマイズ性が薄い
会得できる技は一方的に会得するので選択権はなく、また使える技も限られており、プレイヤーの選択肢よってキャラをカスタマイズできる余力がほしかった。
９）戦闘でのパーティの指示が大雑把すぎ
仲間が３人いて同じ指示しかできないので、戦略性が薄い。ＦＦ１２ほどの高度な戦略性を組めるものを望むのは酷かもしれないが、もうちょっとキャラの行動を制御したかった。
１０）アイテム・料理・武器＆防具・材質変換などクリエイトできることが多すぎる
クリエイトできる項目が多すぎ、それに伴って材料も増え、魅力がぼやけてしまっている。こんなに必要ない。またこのシステムの致命傷ではないかと思ったのが、アイテムが１個ずつしか作成できないことと、成功と失敗があること。例えば、Ａという武器をつくるためにはＢが２個いる。ＢをつくるためにはＣが２個。ＣのためにはＤが２個。ＤのためにはＥが２個。という具合の作成手順があり、これがＨまでいくと１２８個必要になる。これを１個ずつ作成しなくてはならないっていいかげんにしてほしい。さらになんとかＢを２個作成してさぁ念願のＡをつくりだしたら失敗って、リスク高すぎやしないか？Ｈ１２８個全部ダメになったということになる。当然リセット。「失敗」の意味がない。
１１）３つのパーティの同時戦闘が少ない
このゲームの最大の魅力だと思うんだが、イベントで片手で数えるほどしかこのシーンはない。せめてボス戦でやってほしいのに、ラストボスでもこれがなかった。なんで？全員で闘おうよ。処理的な問題？
うんざりするほどダメな点を数多く掲げたが、それほどにシステム面では多いに改善点がある。しかしクゾゲーかと聞かれたら断固否定する。ゲームとして成立してないわけではないし、なにより独特の世界観とストーリー展開、個性的で魅力あふれるキャラたち。そしてそのキャラたちのやりとりがとにかくおもしろい。戦闘もよく動きデカい敵との戦闘は大迫力で、自分で闘ってる感はかなりのもの。
良い点・悪い点、非常にはっきりしており荒削りで、かなり人を選ぶ。だがこの世界観にひたれたら、こんなにおもしろいゲームはなかなかないと思う。万人には勧められないが、私は大好きだ。
ジャンル・・・アクションＲＰＧ
プレイ時間・・・５０時間
１）オススメ・・・７
２）ツボ・・・１０
３）システム・・・６
４）グラフィック・・・８
５）シナリオ・・・１０
６）音楽・・・９
７）演出・・・８
８）キャラ・・・１０
９）バランス・・・８
１０）独自性・・・９
合計・・・８５点
＜総評＞
非常にオリジナリティあふれるシームレスアクションＲＰＧ。アクションでありながら操作できる主人公以外に、非常に賢いＡＩを持った仲間３人もリアルタイムに活躍する。また他のパーティもイベントによっては同時に動き、４人×３パーティの１２人が同時に動く様は大迫力でとにかく楽しい。しかしシステム面での不満があまりに多いので、箇条書きにて連記してみる。
１）ボリューム不足
フィールドマップひとつひとつはデカいが数は多くない。順当にいけば１５時間でクリアする人もいるほど。クリア後のセラフィックゲートも既存マップの使い回し。
２）マップの構成とレイアウトのバランスが悪い
無駄に広すぎて間延びしていて緩急に乏しい。
３）町に戻るかイベントによってでないとパーティメンバーの変更ができない
なぜセーブポイントでパーティ変更できないのか意味不明。バトルフィールドが続くところではパーティ変更できないのでかなり辛い。またこのゲームの肝であるコネクトによってでしかとれない宝箱を発見しても、その能力をもった者をパ－ティに入れてなかったらでコネクとできず、途中にセーブポイントがあるのにいちいち町まで戻らないといけない。
４）町がデカすぎる
デカいフィールドマップなみに町をデカくする必然性はまったくない。このデカすぎる町の弊害で、このゲームの特徴である町内で仲間をコネクトしてサブイベントを進めるというお楽しみが、なぜかこのデカい町に仲間全員が散り散りになっており、仲間を探すという余計な時間を費やし、町がデカくなるほどに嫌気がさす。非常に不親切極まりない。
５）パーティ編成で同行者が選べない
せっかく個性豊かなキャラがいっぱいいるのに、「同行者」という奇妙な枠があり、彼らを通常パーティに入れられない。この意味不明な枠のおかげで最後に仲間になったフリストフォールとセラフィマの必要性がほとんどない。よって無用に仲間の人数が多すぎる感は否めない。
６）アクション性が高いのに戦闘中のアイテムの使用がダイレクトにできない
アイテムを選んでるあいだも攻撃されるというのはいいとしても、よく使うアイテムをボタンに登録とかもできないので、アイテムを選んでるあいだにピンチになることが多い。戦闘のシステムに煮込みが足りない気がした。
７）主人公しか操作できない
これだけ個性的なキャラがいながらずっとカペルしか操作できないとさすがに飽きてくる。ヴェスペリアのようなカスタマイズ性がほしい。
８）キャラのカスタマイズ性が薄い
会得できる技は一方的に会得するので選択権はなく、また使える技も限られており、プレイヤーの選択肢よってキャラをカスタマイズできる余力がほしかった。
９）戦闘でのパーティの指示が大雑把すぎ
仲間が３人いて同じ指示しかできないので、戦略性が薄い。ＦＦ１２ほどの高度な戦略性を組めるものを望むのは酷かもしれないが、もうちょっとキャラの行動を制御したかった。
１０）アイテム・料理・武器＆防具・材質変換などクリエイトできることが多すぎる
クリエイトできる項目が多すぎ、それに伴って材料も増え、魅力がぼやけてしまっている。こんなに必要ない。またこのシステムの致命傷ではないかと思ったのが、アイテムが１個ずつしか作成できないことと、成功と失敗があること。例えば、Ａという武器をつくるためにはＢが２個いる。ＢをつくるためにはＣが２個。ＣのためにはＤが２個。ＤのためにはＥが２個。という具合の作成手順があり、これがＨまでいくと１２８個必要になる。これを１個ずつ作成しなくてはならないっていいかげんにしてほしい。さらになんとかＢを２個作成してさぁ念願のＡをつくりだしたら失敗って、リスク高すぎやしないか？Ｈ１２８個全部ダメになったということになる。当然リセット。「失敗」の意味がない。
１１）３つのパーティの同時戦闘が少ない
このゲームの最大の魅力だと思うんだが、イベントで片手で数えるほどしかこのシーンはない。せめてボス戦でやってほしいのに、ラストボスでもこれがなかった。なんで？全員で闘おうよ。処理的な問題？
うんざりするほどダメな点を数多く掲げたが、それほどにシステム面では多いに改善点がある。しかしクゾゲーかと聞かれたら断固否定する。ゲームとして成立してないわけではないし、なにより独特の世界観とストーリー展開、個性的で魅力あふれるキャラたち。そしてそのキャラたちのやりとりがとにかくおもしろい。戦闘もよく動きデカい敵との戦闘は大迫力で、自分で闘ってる感はかなりのもの。
良い点・悪い点、非常にはっきりしており荒削りで、かなり人を選ぶ。だがこの世界観にひたれたら、こんなにおもしろいゲームはなかなかないと思う。万人には勧められないが、私は大好きだ。