Too Human | ヲタクの生きる道

Too Human

ハード・・・Xbox360
ジャンル・・・アクションアドベンチャー
プレイ時間・・・15時間

 1)オススメ・・・3
 2)ツボ・・・2
 3)システム・・・5
 4)グラフィック・・・10
 5)シナリオ・・・5
 6)音楽・・・8
 7)演出・・・3
 8)キャラ・・・4
 9)バランス・・・3
10)独自性・・・9

合計・・・52点
<総評>
北欧神話とサイバーパンクを融合させた魅力的な世界観をベースに展開するアクションアドベンチャー。レベル上げや装備などによるキャラのカスタマイズもかなり多種多様に及んでおり、どちらかというとアクションRPG。R方向キーによる操作で攻撃するというかなり独創性に富んだ操作性に戸惑うが、徐々に慣れる。グラフィックもかなりハイレベルで、一見の価値はある。しかし不出来な部分が多いに目立つ。まず最終ボスと思われたロキとのエピソードを多用する演出がある割にはロキと闘うことはなく、ストーリーは中途半端なところで終わる。またバランスもおかしく異常に長いステージがあったり、調整したのか?と思いたくなるような大量の敵が登場したり、アクションゲームとして爽快感をそぎかねない異常にタフな敵がいたりする。よって「死」に対するリスクを思いっきり下げているが、これによりアクションとして大事な緊張感をなくしている(しかし死ぬことを前提としているようなバランス調整のところも見受けられる)。カメラワークが著しくおかしいところもあり、通常はLBボタンでカメラ調整できるのだが、意味不明なところでカメラをいじれない場所があり、そのままアクションが進むので、非常にフィアス攻撃で敵を狙いにくいところがあったり、まったく敵が出てないのに処理落ちするところもあった。ユーザーを引き込む演出面も弱い。いろんな意味で非常に尖ったゲーム。最後に、私は決してオススメはしないし、次回作は断じて買わない