摘草料理『草喰なかひがし』 | 花万朶

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美味しいもの…ときどき

京都でもなかなか予約が取れない料理店と言われてますが…なにげに電話したらピンポイントの日程だったのになぜか予約できてしまいました(カウンターではなく2階個室)←今年の運使い果たした?

『草喰なかひがし』

大原の野山から店主の中東さんが採集する山菜や旬の野菜を使った摘草料理

楽しみ〜♪


温かいお茶から


八寸

彩りが綺麗で一皿目からテンション上がります

手前は筍の荏胡麻和え、葱坊主、桜餅風ゆりね、黄身の味噌漬けの卵焼き(外側の焼き目は木の幹に見立てて)、お猪口はサラダ的なもの、蛍烏賊の燻製、ゴリ←ゴリもデカい!小さいものの佃煮はよくありますがしっかり表情のわかる大きさのゴリ汗


どんこ椎茸、蕗の薹、こんにゃくの白和

蕗の葉と煮て乾燥させた土筆がトッピング



お椀は蓬餅の白味噌仕立て


焼物

桜鱒の味噌漬け

スナップエンドウ、春キャベツ、芽キャベツ


向付

鯉の洗い 共皮や鱗を揚げたもの、鯉の骨で取った出汁の煮凝り、手前に醤油ムース、周りはカラスノエンドウやイタドリ、アシタバ、手前の紫の小さなかわいいお花は美山スミレ

これは全部を混ぜていただきました


煮えばな

ここでお米がご飯になる手前の煮えばな

温かいうちにいただきます


鉢肴

筍と鹿とヌカのソーセージ、白菜の菜の花に奥は若狭ワカメ

食べ終わった後、お汁まで飲み干します

この器、重そうに見えますが塗りの軽いものなので持ち上げる時に気をつけてくださいねと言われました


強肴

本モロコ!しかも子持ちで大きい

近年漁獲量も減り、漁師さんも少なくなって希少で高価な魚になってしまいました汗

卵のプチプチ感たまらんです

骨も柔らかく、身もふわふわ


この葉っぱ…なんだっけ??

湯葉はしたたり?しずく?と言って、湯葉を作るときに落ちたものが固まったもの

いわば端っこ、切れ端みたいなものだそうで食感は固め


ここで「前菜終わりです」と言われました

え?メインディッシュってなに??


そう、ご飯がメインディッシュらしい爆笑


ご飯のお共が運ばれてきました


鰯のお皿はイワシ専用飛び出すハート

美しい藍色に鱗雲のお皿にめざしが映える

左の塩と右の山椒オイルはおこげで使うとのこと


琵琶湖のたてぼし貝

左は紫人参のおから、上に真珠豆、

右の香の物は沢庵、キャベツ、菜の花、昆布、紅芯大根


土鍋のご飯が運ばれてきました

〆はお竃さんで炊き上げたご飯


うわ〜、なんかいい感じの光景キラキラ



ここで、「なかひがしワールドツアーが始まります」と高らかに宣言されました飛行機地球


まずは花の都「パリ」フランス

おこげなのでパリパリでパリとのこと笑

これを目刺しのお皿に乗っていたイギリスの塩、山椒オイルを少し付けていただきます

この山椒オイルww 笑いが出るほどおいしい


次は「ニューヨーク」アメリカ

一口ご飯におろし、梅、ゆかり

お湯に浸かっているので入浴=New York笑


ダジャレワールド全開爆笑


水菓子

シーズン最後の露地いちご、夏みかんのマーマレード、きなこシャーベット、自家製本わらび餅




いやぁ〜満足、満足合格合格

魚は川魚ばかりですが、どれもハイクオリティ

琵琶湖でもめずらしいモノがナチュラルに出てきて感動キラキラ

また季節が変わったら行きたいなぁ〜ラブラブ

予約取れるかな?


*こちら4月の献立です桜