盛夏の候 | 花万朶

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美味しいもの…ときどき

来週は本来なら祇園祭の宵山や山鉾巡行神社
今年はコロナのせいでそれらがない汗
当たり前の風景がないのは不思議な感じ…
夜、四条通りを歩くとお囃子の練習の音が聞こえたりするのですが今年はそれもなかったのでしょうね


梅のカリカリが赤ワインのシロップ漬けに
食前酒のような一品ですワイン


恒例の冷たい冬瓜におぼろ昆布
お料理のうっすらとした萌黄色というのでしょうか…ガラスの器と合わせて涼しげです



七夕のお料理には青紅葉と鬼灯

竹筒を開けると車海老と雲丹
鬼灯にはずいき
緑とオレンジが色鮮やかですね〜


アブラメと茄子のお椀
ミョウガ、生姜、芽ネギがあり得ない細さでふんわりと乗っていました


白甘鯛の昆布締め
甘鯛を京都では「ぐじ」と呼びますが、こちらは「白ぐじ」と言うそうです…そのままやん(笑)


鱧の落とし…ではなく、氷水で締めずに湯引きして温かいままでいただきます
この方が水っぽくなくてハモの甘みが際立ちます
本日は沼島の鱧でしたラブラブ


穴子の飯蒸し



天候不順で諦めていたのに…

宮津の大トリ貝合格合格合格

そのまま焼いて塩で頂いてもおいしいですが、貝醤油をつけて焼いても香ばしくて美味しい
「丹後のとり貝」として有名ですが、宮津のは格別ですね〜合格合格合格


茶碗蒸しに生胡麻豆腐音譜
とても白いのは生胡麻だから…シンプルなお料理ですがほっこりする味ひらめき電球


〆は久しぶりのひつまぶし
少しだけ残して出汁茶漬けにしました


デザートいちご


自家製わらび餅お茶
こちらのわらび餅は絶品なんですよね
有名な◯◯のとろとろのものより間違いなく美味しいのですが(笑)


こうやっていただくお料理もそうですが、日本には四季があって折々の季節の移り変わりを感じながら日々暮らしています
春先のコロナ禍騒ぎ以降さまざまなイベントが中止となり寂しい限りです
入学式や卒業式だけではなく、祇園祭や花火大会…いろんな意味で季節の節目がないまま、ただただ日常を気をつけながら過ごすという萎縮した毎日になってしまいました

来年のオリンピックも世界の様子を見る限り楽観できないですね
来年の今頃、世界はどうなっているのでしょうか