八月の懐石料理 | 花万朶

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美味しいもの…ときどき

暑い日が続きます。

雨の降り方もスコールのようで、日本から四季がなくなったら・・・困るなぁ

 

長芋の淡雪仕立て 

うにがぽっちり乗っていて優しいお味でした

形的には六月三十日に食べる水無月を思い出しますね

 

 

こちらは冷たい茶碗蒸し

ふわふわとろとろで中には鮑と車海老がしっかり入っていました(笑)

 

そして、鮑をまるごと椀物にしたような一品・・・

鮑のしんじょには鮑のすり身と鮑の細かく切った身が入っていて、ふんわりの中にきゅきゅっとした鮑の食感を感じられます

この深緑は鮑の肝素麺

魚のすり身を使わず、鮑の肝と葛だけなので肝そのもの

すばらしいお椀です

 

烏賊とイサキのお造り

イサキは軽く炙っていてまったくイサキの独特のクセがなくて、びっくり

あまり得意なお魚ではないのですが、おいしくいただきました

 

穴子の蒸し鮨

ダメだ!美味し過ぎて、ほっぺたが落ちる系です(笑)

穴子って美味しいなぁ~キラキラ

 

鮎が食べたかったので、思わず歓喜

このくらいのサイズがいいですね

迷いなく頭からパクッっと

内臓の苦みと身の甘さが最高です

 

 

 

 

こちらの器は二重底になっていて、下には氷が敷き詰められています

つまり冷たい一品で、いわゆる芋・蛸・南京

それに蛸の子、モロッコインゲン、上の赤いものはパプリカではなく万願寺唐辛子ですよ~

赤は本当にめずらしいですね

 

 

京都の夏といえば「鱧」

蓮根、牛蒡、サツマイモを大葉で巻いて、鱧の身で包み揚げ

これは超絶美味しかったです

鱧のフライも好きなのですが、油と相性が良いのか揚げても美味しいですね

 

 

穴子、鱧といただき、〆のごはんはひつまぶし

こちらのカリッとした焼き具合がとてもお気に入りです

最後の一口ほどをお出汁をかけて食べましたが、ほとんどこのままいただきました

炭火で焼いた何とも香ばしい香りと食感を味わうにはこのままいただくのが一番かな~

 

 

デザートは白桃のムース

 

 

本日も素敵なお料理を堪能しました音譜