聖 川島さん
イエスタディ
京都競馬場へ仕事で単身乗り込みました
競馬は10年近くやっている私
オンボロの原付をプスプスと走らせましてはよくここへ通ったもんです
東京競馬場は綺麗で広くて言うことなしですが
京都競馬場はさすがというかなんというかしっとりとしたお漬け物の情緒があります
久々にぬか床をかき混ぜる気持ちで
東京から新幹線に乗って京都駅へ
軍服に近い服を着て何度もくぐった入り口をスルーして
タクシーで関係者入り口からの入場
なんだか気持ちいいような気持ち悪いような
タクシー清算も予めいただいていたチケットで
なんだかバチがあたりそうだなぁと複雑な顔をしていたら
あたりました
バチ
カバンの中に財布が無いんです
ポケットにもないんです
あれあれ?
こんなこと人生ではじめて
テンパった僕は楽屋の引き出しをあけて探しだすという醜態を披露
もちろん
カバンの中も
机の中も
探したけれど見つからないのに
まだまだ探す気力もなく
ただジタバタジタバタ
たどり着いた結論は新幹線に忘れた説
売り子さんからコーヒーを買ったあとに財布を座席と自分の脚の間に挟んでいた記憶が‥…
電話しなきゃ
どこに?
わからんけどとりあえず携帯のネットで調べる
「新幹線 忘れ物」のワードで検索
するとでてきた「新幹線の忘れ物で一番多いのはやはり傘らしいですが私もこないだ忘れ物しちゃいまして~」なんていう誰かさんのブログばっかり
ムキーッとなりながらも落ち着け自分と言い聞かせ、まさに冷静と情熱の間で検索すれば見つかりました新幹線遺失取り扱い係
早速電話するも音声ガイダンスののんびりさに携帯を振り上げまたムキーッムキーッとなりながら我慢我慢の繰り返し
(なお、この行動の一部始終を打ち合わせに来たスタッフさん、及びスタイリストさんが「大丈夫かコイツ」という顔で僕をずっと観察していたことがわかるのはまだ少し先のことでした)
我慢すれば願いは叶いようやく忘れ物の担当者の方に繋がる
するとカワシマアキラさんの財布を新大阪駅で駅員が拾ったという届け出アリとのこと
現金もカードもパーフェクトな状態で
た…、助かった
ヘナヘナと椅子に座りこみこれ以上ない恍惚の表情でふと顔をあげれば番組スタッフさんが「大丈夫すか?」と声をかけてくれる
「はい。大丈夫になりました」
とわけのわからない返事
その後はもう競馬を予想する力もなく押し寄せる安心感と馬鹿な自分への反省で頭は支配されてました
いよいよ番組本番直前
スタイリストさんが競馬はじめてなので賭けたいというリクエストに仏の顔でレクチャーする私
「競馬にはビギナーズラックが必ずあるんですよ」なんて言いながらマークシートを塗ってあげる
僕も賭けたいのだがあいにく今現金はないので携帯にてPAT投票
正直ちゃんとした予想ができる精神状態ではなかったのでかなり適当な買い方
そしてあれよあれよという間に生放送はすすみメインレース観戦
そしたら
あたりました
馬券が
100円が10万円になる高配当が当たってしまう
今日はついてるのかついてないのか
まぁでも結局財布も見つかってるからついてるのか
ニコニコと本番を終え楽屋に戻れば
「外れましたよ…」と
渋みをましたスタイリストさんの表情
ビギナーズラックなんてえらそうに言った男はちゃっかり的中してしまった
気まずい空気
勝ったお金で何かスタイリストさんにしてあげようと思うも
PAT投票のため銀行口座に直接振り込まれた配当金
故にやはり現金はゼロ
それどころかマネージャーも来てなかったのでスタイリストさんに帰りの電車賃を借りなければいけないという地獄の現状
すっごい笑顔でお金を貸してくれたスタイリストさんが怖かった
今度お金と
なんかすごい甘いものと
なんかすごいかわいいものを沿えてきっちりお返しさせていただきます
今は無事財布も手元に帰ってきましたが
あんな思いは二度とゴメンだぜ
京都競馬場へ仕事で単身乗り込みました
競馬は10年近くやっている私
オンボロの原付をプスプスと走らせましてはよくここへ通ったもんです
東京競馬場は綺麗で広くて言うことなしですが
京都競馬場はさすがというかなんというかしっとりとしたお漬け物の情緒があります
久々にぬか床をかき混ぜる気持ちで
東京から新幹線に乗って京都駅へ
軍服に近い服を着て何度もくぐった入り口をスルーして
タクシーで関係者入り口からの入場
なんだか気持ちいいような気持ち悪いような
タクシー清算も予めいただいていたチケットで
なんだかバチがあたりそうだなぁと複雑な顔をしていたら
あたりました
バチ
カバンの中に財布が無いんです
ポケットにもないんです
あれあれ?
こんなこと人生ではじめて
テンパった僕は楽屋の引き出しをあけて探しだすという醜態を披露
もちろん
カバンの中も
机の中も
探したけれど見つからないのに
まだまだ探す気力もなく
ただジタバタジタバタ
たどり着いた結論は新幹線に忘れた説
売り子さんからコーヒーを買ったあとに財布を座席と自分の脚の間に挟んでいた記憶が‥…
電話しなきゃ
どこに?
わからんけどとりあえず携帯のネットで調べる
「新幹線 忘れ物」のワードで検索
するとでてきた「新幹線の忘れ物で一番多いのはやはり傘らしいですが私もこないだ忘れ物しちゃいまして~」なんていう誰かさんのブログばっかり
ムキーッとなりながらも落ち着け自分と言い聞かせ、まさに冷静と情熱の間で検索すれば見つかりました新幹線遺失取り扱い係
早速電話するも音声ガイダンスののんびりさに携帯を振り上げまたムキーッムキーッとなりながら我慢我慢の繰り返し
(なお、この行動の一部始終を打ち合わせに来たスタッフさん、及びスタイリストさんが「大丈夫かコイツ」という顔で僕をずっと観察していたことがわかるのはまだ少し先のことでした)
我慢すれば願いは叶いようやく忘れ物の担当者の方に繋がる
するとカワシマアキラさんの財布を新大阪駅で駅員が拾ったという届け出アリとのこと
現金もカードもパーフェクトな状態で
た…、助かった
ヘナヘナと椅子に座りこみこれ以上ない恍惚の表情でふと顔をあげれば番組スタッフさんが「大丈夫すか?」と声をかけてくれる
「はい。大丈夫になりました」
とわけのわからない返事
その後はもう競馬を予想する力もなく押し寄せる安心感と馬鹿な自分への反省で頭は支配されてました
いよいよ番組本番直前
スタイリストさんが競馬はじめてなので賭けたいというリクエストに仏の顔でレクチャーする私
「競馬にはビギナーズラックが必ずあるんですよ」なんて言いながらマークシートを塗ってあげる
僕も賭けたいのだがあいにく今現金はないので携帯にてPAT投票
正直ちゃんとした予想ができる精神状態ではなかったのでかなり適当な買い方
そしてあれよあれよという間に生放送はすすみメインレース観戦
そしたら
あたりました
馬券が
100円が10万円になる高配当が当たってしまう
今日はついてるのかついてないのか
まぁでも結局財布も見つかってるからついてるのか
ニコニコと本番を終え楽屋に戻れば
「外れましたよ…」と
渋みをましたスタイリストさんの表情
ビギナーズラックなんてえらそうに言った男はちゃっかり的中してしまった
気まずい空気
勝ったお金で何かスタイリストさんにしてあげようと思うも
PAT投票のため銀行口座に直接振り込まれた配当金
故にやはり現金はゼロ
それどころかマネージャーも来てなかったのでスタイリストさんに帰りの電車賃を借りなければいけないという地獄の現状
すっごい笑顔でお金を貸してくれたスタイリストさんが怖かった
今度お金と
なんかすごい甘いものと
なんかすごいかわいいものを沿えてきっちりお返しさせていただきます
今は無事財布も手元に帰ってきましたが
あんな思いは二度とゴメンだぜ
