川島なる食卓 | 井上のこの世はでっかい宝島

川島なる食卓

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こないだ


実家に帰りました



お兄ちゃんにめでたく子供が生まれたのでした



これは抱きにいかねばならぬとゴトゴトと汽車に揺られ宇治に帰りました


家に着き深呼吸



好きなにおいです


まだお兄ちゃん夫婦は来てなかったのでゴロゴロしながら親父とお母さんと喋ってました


「ネゴが今日は京都に営業で来とるらしいで」


新聞の広告を広げて親父はそう言ってきました


ネゴて



会ったことないのになぜか先輩気取りの親父です



何気なく「今日京都で仕事かい」とネゴにメールすれば


「仕事は終わりましたがなんだか帰りたくなくて京都駅でウロウロしちょります」との返信



「なら実家にくるか?」と気軽に誘えば

「ウスッ」となぜかノリノリ



ネゴが家に来ることとなりましたが両親にはそのことを敢えて伝えませんでした


ちょっとしたドッキリです



ほどなくしてネゴが「こんちわ~」と実家に来ました



すると親父が



「お、ネゴ~!まあ一杯のめやぁ」


とまるで当たり前のようにスッと島根の怪物を受け入れました


するとネゴが


「いや~、今日は暑いすな~」


とまさかの馴染みよう




昨日も一緒にのんでたんか?的な波長の合う初対面同士の二人に


なんだか平和な気持ちをいただきました


その後も気を使わない親父とネゴに「誰と誰血で繋がってるんだっけなぁ?」と疑問を持ち始めたその時です


ピンポーンとお兄ちゃん夫婦と赤ちゃんがやってきました


毎晩隣の家から苦情がくるほど遊んでたお兄ちゃん



弓道で京都3位の実力を持っていたお兄ちゃん



だから兄弟喧嘩のときに弓を放ってきたこともしばしばあったお兄ちゃん


そんなお兄ちゃんが人の親とは不思議なもんです


赤ちゃんは機嫌がよくやたら僕に笑ってくれました


指ひとつひとつまで綺麗に命を感じて感動していると


ピンポーン


また誰かきました



おばあちゃんと伯母です


来るなり二人は「赤ちゃんはどこ?赤ちゃんは?」


と孫の僕もネゴも眼中に入らない様子


赤ちゃんを見つけるとおばあちゃんと伯母は「抱かせて~♪」と狂喜乱舞


まず伯母が赤ちゃんを抱っこ


顔を溶かしながら赤ちゃんをあやす伯母

しかしその後ろで不機嫌な祖母


「早くかわってんか~」


赤ちゃんを抱きたくて抱きたくて仕方ない様子


「いつまで抱いてるんな、早くかわってんか~、ちょっと」

そんな言葉を聞こえないふりしながら赤ちゃんにキスをする伯母



「ちょっと…早くかわってんか早く。もうええやろ、早く私にかわってんか…もうっ!」


その瞬間信じられない光景



86歳のおばあちゃんが伯母の頭をパカンと殴ったのです


それはそれは乾いた音が響きました


そのあと一同大爆笑

86歳の暴力


貴重なものが見れました



そのあと満足げに赤ちゃんを抱っこするも5秒で


「重た」


といって赤ちゃんを伯母に返すおばあちゃん




マイペースが長生きの秘訣でしょう




そのあともみんなでワイワイ



ネゴもワイワイ



せっかく宇治に来たんだからとネゴを平等院へと連れ出した僕


その後の詳しい話はネゴのブログ参照です



しかし平等院に行っても宇治川を見てもいまいち感動しなかったネゴが



帰りにぶらりと寄ったパチンコやで大当たりをひいた途端



「せんぱ~いっ!宇治っていいとこっすね~ガハハ」



だって



腹立たしいやつだぜ