川島レツ大百科 | 井上のこの世はでっかい宝島

川島レツ大百科

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「あのよぉ、俺…またゼロからやってやろうと思ってんだよ」



僕は耳を疑った。



その日は渋谷でたくさんの人と握手をした


「ブログ読んでますよ」


たくさんの人がそう言ってくれたのが本当に嬉しかった



小学校の4年の頃


授業中に描いたオリジナル漫画「ドラゴンヒーローズ」


それが友達を周り回って「誰かが書いたドラゴンヒーローズって漫画がめっちゃおもろいらしいで」と僕に噂として帰ってきた時の嬉しさによく似ていた


そんなニタニタ顔で赤坂のテレビ局に入った



楽屋は人で溢れかえっていたが


その中に井上さんがいた


僕「ヘイ兄貴、狩ってますかい」


もちろん「相変わらずモンスターハンターやってますか~い?」ということだ


しかし


井「ああ…」


あら?



井上さんは気のない返事


いつもなら
「ったりめ~じゃね~かぁ!!毎日クリーニング屋に行ってるんだ、返り血を浴びちまうからね」


なんてメリケンジョークの一つでもかましてくれるのだが。

僕「どうしたんすか…兄さん」


井「あのな…川島…」


僕「はい…」


井「笑わないでくれよ…」


僕「場合によっては笑いますが場合によっては笑いません。約束します」


井「そうか、じゃあ落ち着いて聞いてくれ」


川「はい…」


井「あのよぉ…」



そして冒頭の発言につながるわけである

僕は耳を疑った


鼻も口もちょっと疑ってみた


無論意味は無かった

川「な、な、何て冗談ですか。笑えませんよ、兄さんらしくねぇな」


井「多分、このまま続ければこのゲームあと1ヶ月もたないよ。だからゼロからやり始めようかと…」


どうやら本気のようだ


900時間



900時間やったんだよ



それを


またゼロからだってぇ!?


900時間捨てるの!?


井「いや、腕前と慣れはゼロからじゃないから。みんなにすぐ追いつけるように頑張るわな」



みんなの一番前を走っていた男が



一番後ろを走りだした



来週には抜かれている気がします



みなさんすでにおわかりでしょうか



あの人が



あの人こそが




モンスターなんですよ