川島がとおる3 | 井上のこの世はでっかい宝島

川島がとおる3

いよいよ決行の時!


まずは一息入れるために




ゆっくり深呼吸して


僕はついに







やってやりました


29歳一人チョコレートパフェです



一口目を口に運ぼうと例の長いスプーンでパフェを操りはじめた瞬間



皮肉にも若いカップルが僕の横に座りました



ニット帽を目深に被りなおした僕に


カップルの男性から非情な一言


「かわしまさん…ですよね…?」



終わった



何もかも



見られたからには仕方がない。パフェスプーンで彼の頸動脈を…なんて勇気もなく世界で一番情けない声で


「…はい…」



と答えました


その後何も話しかけてこなかったカップル



夢にまでみたパフェは悲しい甘さでした




また浅草いこうっと