最初はもじもじとうつむき加減だったが、時間が経つにつれ沙紀は良くしゃべるようになった。
私は付き合っていたころと変わらぬ接し方。
確かに時間は経過したけど自分の中では変わらないままの彼女。
彼女は入院の事や外見の変化などを気にしていたけれど、彼女は彼女だ。
別に外見やM女だから、カラダを提供してくれる人だからというだけで付き合ってこなかったつもり。
それが伝わったのか、ホテルに向かう途中手を絡め、寄り添ってきた。
彼女は背も高いし、一見してM女には見えない。
けれど私といるときにはもじもじし、控えめになる。
それがかわいいと思った。
ホテルは和モダンの素敵なホテル。
コンビニでお酒など買い込んでいた。
沙紀は「お酒がないと緊張してしまいます。」と言っていた。
部屋に入り、しばらくは会話…
分かれたその後、現況、家族のこと、車やバイクのこと…いろいろと話した。
ホテルは二人だけの空間。
周りに気兼ねなく話すことができる。
ホテルに入る=即Hと思っている人もいますけど…
別れてから出産、メンタルが原因で入院を経験した沙紀。
入院時には入院を遂行させるために裏切り的なこともあったようだ。
お子さんが障害を持ったけど、ご主人は沙紀も、子供も見捨てることもしなかった。
沙紀のご主人はS様、二人はSM夫婦だった。
しかし、結婚後、セックスレスになっていった…