コースの学びには実践が大切だというのは誰もが知っていることです。

(実践って、どうするの?)と思うかも知れませんが、レッスンの指示に「心が乱れた時はいつでも、このアイデアを具体的にあてはめなさい」とある、これをやることですね。

レッスンは、自分の日常生活から切り離されたものではなくて、日常生活の中でやっていくものです。

そして「当てはめる」というのをすると、ものの見方だけでなく、自分自身の言動も変わるはずです。
物事に対する見方が変われば、言動が変わるのは当然ですよね。




「神の平和と喜びはわたしのものです(105)」というレッスンをやっている日は、言動も「もし、本当に神の平和と喜びがわたしのものなら、わたしはどうするの?」というものに、なるはずです。

たとえば誰かが自分に言ったことに対して反応して、言い返してやりたい。
こんなことを言われたんだから、言い返して当然だ!

そこでぱっと言い返してしまう代わりに立ち止まって
(いや、待てよ?もし、私の中に神の平和と喜びがすでにあるのなら、わたしは今、どう感じる?)と、意識をそこに向けてみると、自分の反応は全然違ったものになるはずです。

時にはそれは、勇気のいることです。

でもそこは、頑張って、勇気を出すポイントだと思います。