こんにちは。

すっかりお久しぶりになってしまいました。

ブログをお休みしていた間、5月末から6月中旬は日本に一時帰国していました。
今回の帰国中は通常行っているスカイプクラスや、帰国が決まる前にご予約を入れてくださっていた方のスカイプセッション等以外には特に仕事関係の予定は入れず、16年前、ニューヨークに発った時に「9ヶ月で戻ってくるつもり」で残して行ったままになっていた荷物の整理などを行っていました。


と申しますのも、実は今年の9月頃、日本に本帰国することになったのです。

16年のニューヨーク生活を終えることになりました。






さて、帰ると言うと当然聞かれるのが「どうして?」ということ。

これ、「どうしてニューヨークに来たの?」の答えと一緒で、もっともらしいことを言おうと思えば言えるのですが、本当の本当の正直なところは・・・


(なんとなく、流れで。なんででしょうねぇ?)

と言う感じなのです。




長年ニューヨークに住んでいると、当然大勢の日本人がこちらに来たり、帰ったりする場面に出会います。

ニューヨークに来たくて来る人
来たくないのに来ざるをえなかった人
来たいのに来れない人
帰りたいのに帰れない人
帰りたくないのに帰らざるをえない人
帰りたくて帰る人
そして思いもかけない場所に、突然導かれていく人

その事情は家族のことであったり、仕事のことであったり、ビザのことであったり様々ですが、いろんなパターンがあるようでいて、結局は「そういう流れでそうなっている」としか、言いようのない感じがします。


渡り鳥が本能で飛んで行くように。


どっちに飛んで行くか、どこに留まるかということは、実は自分で決めているんじゃないような気がします。

なんか大きな流れに導かれているような。


だから「どうして帰るの?」というのも「どうして日本人に生まれたの?」と聞かれているような感じで、どうも説明がつかいないのです。




・・・というふうに、実は自分でも理由はよくわかっていないのですが、その流れに乗ってみています。


 でも「流れ」って、これまた急に変わることもあるので、どうなるかは結局わからないんですけどね!
 ということで今のところは、9月ごろ、日本に帰るのではないかと、自分では思っています。



 それともうひとつ感じているのは「ニューヨークを離れて、日本に帰る」という「2つに1つ」的な感覚ではなくて、「ただ単に世界が広がる、ニューヨークと日本の区別が、私の中でもっと薄くなる」ような感じもしています。

 これは、この16年間で私自身も何度も行き来していることに加えて、ニューヨークで知り合った日本人のみなさんが、みんな頻繁に日本とニューヨークを行き来しているのも理由にあると思います。

 先月の帰国中にも、ニューヨークの知り合いが4~5人、重なって日本に居たし、その間にも日本の友人が3~4人はこちらに来ていたし、ニューヨークに住んでいてもあまり会えない人も入れば、日本に本帰国したり元々日本在住の人の方が頻繁にニューヨークで会ったりと、人との距離が「どこに住んでいるか?」ということとは全く関係がなくなってきている気がします。

 それに加えてスカイプやSNSでコミュニケーションの頻度は、それこそ場所は関係ないですもんね。



 
 まだ、何日頃になるのかは決まっていませんが、今は残り2~3ヶ月となったニューヨーク生活を楽しみつつ、日本でやりたいことをあれこれ考えて、楽しみにしています。

 日本でこれからやりたいことをもっとはっきりさせて、そのためにこちらで学べることをしっかりと学び身につけることに、残りの時間を使っていきたいです。




 ニューヨークの皆様も、日本の皆様も、これからもどうぞよろしくお願いします。


 
 


おまけ: 今回日本から帰ってきて、時差ボケの最中で写真のモデルをしました。