疑問や議論はエゴに属するもの

『奇跡のコース』を生きる―入門から実践まで―/ナチュラルスピリット

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　「（コースは）ひたすら明確で、真実のみが語られ、慈悲と理解にあふれています。全体を通して、論理的でありながら、論争に陥るということがまったくありません」（２６ページ本文より）



　「疑問や議論というものは自我に属するものです。コースは、ホーリースピリットと共に、心を開いて読むことが求められています。」（２６ページ訳者脚注より）



　明確な真実のみが語られているのですから、それを理解出来たら、疑問も議論も生まれないはずですね。


　いままでコースを学んで来て振り返ってみると、疑問を持っていた時というのは、明らかに「私自身がその教えを受け入れることを抵抗していたとき」だけだったとわかります。

　本当はそこで述べられていることを、私たちは全部、クリアーに理解しています。

　ほんとは理解しているのに、受け入れたくない時に、「わからない」と言い始めたり、自分で違う解釈を付けて、議論を始めたりするんですね。

　なんとかそれを受け入れることから逃げるために。


　・・・と、いうことにも気づいてしまった今は、もう「わからない」というわけにはいきません。

　そういいたい時は素直に「私は抵抗しているんだな」と認めます。