以前、取っていた歌のクラスの先生は演劇の先生で、そのクラスは「ミュージカルシアター」クラスと言って、歌のテクニックよりも内面(どんな状況で、そんな気持ちで、なんの為に歌っているかなどの演技的要素)を重視するクラスでした。

 演劇学校の中の一クラスで、テクニック的な事(発声法など)は、これとは別にテクニック専門のクラスを取る事になっているので、逆にこのクラスではほとんど触れません。


 それが不思議なんですけど、テクニック的なことは習わないのに、内面についてしっかりとワークしていって、それが正しいところに「カチッ!」とはまると、発声が別人になるんです!

 テクニックのクラスでどんなに練習しても出なかった声がスコーン!と通るように出たり、今まで届かなかった音域まで、いきなりラクに、なんの苦労もなく到達してしまったり。。。


 そして、なんで今までこんな自然な事が出来ずにいたのか、わかんないくらい。






 どうして急に今、こんなことを書いているかというと。。。

 バレエで「デベロップ(デブロップ)」という動きがあるんですけど、足を思い切り蹴り上げるのではなく、ゆ~っくりと上に上げる動きなんです。
 つま先をまず、反対の足の膝まで持っていき、膝をあげ、そこから膝はそのままの位置に保ちながら、膝下をゆっくり上に上げます。

 これを数日前に数年ぶりに試したんですけど、何しろ数年ぶりですから、現役でクラスを取ってたころほどには全然上がらないんです。
 
 一番調子が良かった頃の感覚は、頭の中には残っているので、いかに体が衰えてしまっているかがクリアに分かってしまいます。

 で、(せめて自分が昔あげられた位置くらいまであがるといいな~。)と思いつつ、そこに行くまでの苦労はよく知っているので、その努力を今の私がもう一度出来るかと問うてみると。。。(いや、無理かな?)ってことになってしまってたんですね。


 
 で、さっき、本を読んでいてちょっとした気付きがあって、ヒーリングを体験しました。

 それで、(あー!嬉しい!!)と思って、なぜかデベロップしてみると。。。。


 あがった!!目

 うそ!!!

 気持ちが上がると、足もあがりましたよ~音譜



 で、その歌のクラスの事も思い出して、(おおお!!)と思ったわけです。

 
 やっぱ心と体ってつながってるんですね。


 歌でもダンスでもスポーツでも、何かに行き詰まったり、頑張っても上手く行かない時は、「心を見直すタイミング」かも知れません。


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