前回、意識は「100%スピリットのなか」か、「100%そと」か、絶対に「どちらか」だと書きました。
ここでひとつ、確認しておきたいことがあります。
この「お勉強ノート」では、お勉強をわかりやすくするために、便宜上「なか」と「そと」という表現をしていますが、これは厳密にはおかしな表現です。
「お勉強ノート3」で、こう書きました。
実在するものは存在を脅かされることはない。
非実在なものは存在しない。
ここに神のやすらぎがある。
「スピリット」をこの3行の中に当てはめると「実在するもの」に入ります。
スピリットは存在を脅かされることはない。
「存在を脅かされることがない」
そして、
「非実在なもの(スピリット、愛以外のもの)は存在しない」
のですから、厳密にいうと「スピリット(愛)しか存在していない」ということになります。
ひとつのものしか存在していないんですから、それの「なか」も「そと」もありません。
つまりここでは、お勉強のためにあたかも「そと」が存在するような、真実とは違う無理な設定でお話をしているわけです。
どうしてわざわざそんなことをしているかというとそれは、
私たちが「愛が存在していないということがありうる」という真実とは違う無理な設定が可能だという勘違いをしているから、とりあえず今の時点では、それに合わせてお勉強をすすめていくためです。
合わせてあげたからって、それが真実になるってこともないですしね