よろこびも悲しみも -30ページ目

よろこびも悲しみも

人の心に興味があり、テレビドラマだったり、歌詞だったりで、いろいろ勉強中です。

私はときどきねっとの「教えて!Goo」で質問をすることがあります。

すると親切な人がいて、教えてくれるんですね。

 

これ、考えると不思議です。

誰かに教えても、何の得にもならないはずなのに、たくさんの人が教えてくれるんですね。

 

もっとも、「教えて!Goo」ではDポイントがたまるとかなんとかで、少しはメリットがあるようですが、そんなメリットなど何にもない掲示板なんかでも、大勢の人が教えたり教えられたりしていました。

 

私自身も時々気が向いた時、質問に回答したこともありましたが、報酬などは期待はしませんでした。

それでも、自分の回答が質問をした人の役にたったかどうかはとても気になりました。

回答が的外れだったりすると失望感を味わうし、感謝されたりすると、とても満足しました。

 

進化心理学では、こんな行動は「利他行動」と呼ぶようです。

自分の利益のためではなく、他者の利益のために自分の労力を使ってしまうことですね。つまり、「誰かの役に立ちたい」のような本能的な欲求があるということですね。

 

進化の過程で、どうしてこんな利他行動ができてしまったのか、という理由がいろいろ書いてありましたが、結局理解できませんでした。

みんな自分の利益しか考えない集団の中で、他者の利益を考えて、自分の食べ物を他者に分け与えてしまう人がいたら、他の人より先に死んでしまい、子孫が残せないんじゃないかという理由で、利他行動は進化しないのでは? なんていう話がありました。

 

でも「集団で生きる」ということ自体が、草食動物にとっては既に利他行動になっていそうな気もします。

進化心理学の教科書では、「進化論は利他行動を説明できるか」が、全15章の中の1章を使って説明されていました。

結局は「謎」という感じでした。