人間は何かにつけて競争したがりますね。
あっちの人の方が自分よりいい車を持っていることに気づくと、ちょっとご機嫌斜めになったり、自分の方が歩くスピードが速かったりすると、それはそれで満足したり、
自分でも「小さい小さい!」なんて思ったりします。
ずいぶん前ですが、社内の他の人がバレンタインデーのチョコレートをたくさんもらってたのに、私がひとつも貰えなくてずいぶんがっかりしたことがありました。
当然ながらがっかりした顔なんかしないし、「別に欲しくなんかないよ」というように平気な顔を通していました。
でも、その後も何かにつけて「勝った、負けた」を一人で感じて、勝手に喜んだり悲しんだりしていました。
こんか感情って、動物にはないんでしょうね。
ネズミが猫の前を走っているから、ネズミの方が速いなんていう理屈は、競争をしているという前提で考えるからですよね。こんなことを考える人間の本能って、いつからなんでしょう。ホモサピエンスになってからなんでしょうか。
バレンタインデーのチョコレートだって、誰ももらっていなければ、自分がもらえなくても悔しい思いなんてするはずがないのに、つい誰かと比べちゃうんですよね。
勝って喜び、負けて悔しがる。
なんだか人生、アメとムチで神様から叱咤激励されて生きているみたいです。
進化の神様って、罪なものですね。
なんて一人で考えていました。