先日書いた、「間」についての続きです。

僕にも言えることですが、マジックを演じていて、うまく現象を起こしたのに、思っていたほどの反応をもらえないときがあります。理由はいろいろ考えられますが、演技中はついひとつのことを考えてしまいます。それは

「バレたか?」という、トリックが成立しなかった不安感です。

この不安感は、マジシャンにとって「バレたかもしれない症候群」とでも名づけたいほどの難病です。これに襲われると、マジシャンは、

「次のマジックで挽回しよう」と考えます。ところが、不安感にさいなまれていますから、セリフも演技も「走る」のです。当然、走れば間が悪くなります。セリフもきちんと言えなくなり、現象だけが味方に感じられ、現象までが永遠のように感じます。

観客は急に焦りだすマジシャンの演技が理解できず、拍手のタイミングを逃します。

マジシャンは「またすべった!!」と思って「バレたか?」と考えます。


あとはもう、ボロボロです。


この病気に特効薬はありません。すべっても焦らない図太い神経を育てるか、ひとつくらいすべってもとり戻せる、全神経の10%ほどで演じられるマジックを創ることです。もちろん、オリジナルである必要はありません。良いマジックをきちんと演じられるようにしておくことです。

結論を見ると、なんて基本的なことなんでしょう。(^_^;)


最近はPCの発達で、簡単にDVDなどを作れるので、作品を発表することが簡単になりました。ところが、その作品が本当に「作品」なのかどうかは、膨大な過去の書籍や映像を調べなくてはなりません。

本来ならば、可能な限り過去の資料を調べたり、先輩に訊いてみたりする必要があるのでしょう。しかし、本当に真面目にそんなことを考えていたら、作品発表なんて不可能に近い、雲を掴むような話です。

それでも、閃いたアイデアは評価されたいと思うのが人情です。では、どうするか?

あくまでも僕個人の意見ですが、そのアイデアを思いついた経緯(きっかけになったマジックや他人の演技)、バリエーション(改案)であれば、原案の提示、原案の問題点などを、自分の発表の媒体に明記すれば、ギリギリセーフだと思います。

ただし、原案の問題点は主観ではダメな気がします。ある程度の人が難しいと感じていたり、明らかな矛盾があるなどの、はっきりとしたものでないと「改案」とは呼べないと思います。

意味も理由も無く、有名なマジックの順番を変えたり、技法を変えたり、素材を変えたり、大きさを変えたりするだけでは、「改案」でも、ましてや「作品」ではないことを知ってもらいたいです。

よく、「これは僕のオリジナルマジックです」などという言葉を耳にしますが、オリジナルを主張する人に限って、単純な変更である場合がほとんどなのです。

「作品の発表」という本当の意味を理解している人は、恐ろしくて簡単に「オリジナル」なんて言えないはずです。なぜなら、数百年続いた歴史がある芸能の膨大な先人のアイデアの中に、自分が思いついたアイデアが存在しない確率なんて、どんなに小さいでしょう。


僕も、謙虚に真面目に、歴史に名を残すべく努力したいと思います。

マジックバーで数人のマジシャンのマジックを見ました。

みんなすでにウケているんですが、時々「間」が早すぎるために、ウケを逃しているもったいない場面がありました。

観客の思考が説明に追いついていないのに、現象を起こしてしまうパターンです。

この状況は、演技中はなかなか自分では気づけないので、できているつもりの人が多いのですが、実際にはできている人の方が少ないのです。

僕もできていませんガーン

こればかりは、他人にダメだししてもらうか、自分の演技を収録するかしか気付く方法はありません。

応急処置としては、自分が思っている「間」の三倍の時間を待つか、観客の思考の足並みが揃う瞬間を感じられるように神経を観客に使うことです。

ですから、マジックに費やす神経は、全神経の四割(ふじい調べ)以上使えないのです。

新ネタが失敗し易いのは、つい、四割を超えてしまうからです。
リーアッシャーのプライベートレクチャに参加してきました。

少人数で細部まできちんと、ひとりひとりの出来を見ながらの丁寧なレクチャでした。

彼のマジックへのアプローチは、無理が無く、かつ気配が無く、さらに巧妙です。なので、大きなミスディレクション?など全く必要なく、観客の注目の中で楽しい策略が実行されるのです。

実は、正直に言いますと、10年前のレクチャでは、「難しけど、出来たらいいな」という感じでしたから、本気で練習する気にはなりませんでした。ところが今回は、そんなに難しそうに見えないのです。

誤解の無いように言っておきますが、僕の能力うんぬんの問題ではありません。

リーアッシャーが成長したのです。本人が気づいているかいないか分かりませんが、彼の演技全体に流れるリズムが、なめらかなのです。前回は「うまいあんちゃん」だったのが、「風格のある達人」になっていました。

やはり、何事も数十年と手塩にかけると、味がまろやかに、美しく変わるものなんだなと思いました。



僕のマジックもあんな印象を受けていただけるように、精進したいと思います。
久しぶりにマジックの話です。


先日、約10年ぶりに、アメリカ、オレゴン州のマジシャン、リーアッシャーに会いました。

実は彼とはかなり長くて、最初に会ったのは、15年前でした。その当時彼は17歳で、まだあどけない少年でしたが、会ったのは4Fコンベンションという、世界中からクロースアップマジシャンが集まる、コアなイベント会場でした。

あるマジシャンに紹介されて、彼にマジックを見せてもらったのですが、それがかの有名なアッシャーツイストというカードマジックだったのです。

自分の知識にない現象を、年下のマジシャンに見せられたそのショックはかなりのもので、僕の練習好きはこの頃から加速しました。

自分よりはるかに綺麗なカード扱いのイメージを得たおかげで、未だにそのイメージを追いかけているのです。

その彼は33歳になり、素晴らしいマジシャンになりました。

技術、構成、演技力どれをとっても優秀なのです。もし、彼の演技をまだ見たことがない人は、来日中に無理をしてでも見るべきです。
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先日、松坂からの帰りに、ずいぶん昔から気になっていた事が確認できた。

電車を降りなかったので、大きな看板は撮れなかったけど、かろうじて駅の柱を撮影。


「つ」って!


今さらだと百も承知だけど、現地に行けて嬉しかったです。

(^-^)
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20年くらいまえ(未確認)にブームになったエリマキトカゲを覚えている方はいますか?

見た目はカメレオンみたいなトカゲなんですが、敵を威嚇するときに、襟巻きを開いて(首の回りに円盤を付けたみたいになります)なんと2本足で走るのです。

その姿がなんとも可愛らしかったので、ぬいぐるみまで発売されるほどの大ブーム。

そのブームが去った後、二匹目のドジョウを狙って仕掛けられたのが、写真のウーパールーパーという動物です。

エリマキトカゲほどのブームにはなりませんでしたが、見た目の珍獣具合と顔の可愛らしさで、それなりに人気になりました。

今まで、本物をみる機会は無かったのですが、なんと昨日お世話になった宿で普通に飼われていてビックリ!

大興奮で写真をとりました(^-^)
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今日はこんな景色の場所からお届けします。


松坂牛の話題です。
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ふるさと一番は三重県の紀北町からお届けします。

昨夜から降り続いた雨が上がって明るくなって来ました。

このまま本番まで、降らないでちょうだい(>_<)
TシャツやロンTやトレーナやタートルネックなどは、うまく干したつもりでも、肩に干し跡がついて困りものです。

自分と同じくらいの肩幅のハンガがあれば良いのでしょうが、かさばって大変です。

そこで、閃いたのは「布団乾燥機」ひらめき電球

あの布団の間に挟むビニールみたいな四角いヤツを、人の上半身の形に作って、吊せるようにすれば、シワも伸びて、いい感じになるんじゃないでしょうか。

着せて膨らます感じですねニコニコ

メーカさんがオプションで作ってくれないかなぁニコニコ

できれば、同時に使えるように連結できる仕様を希望。


もうある?