結婚相談所から申し込みのあった3歳年上年収1500万の
西島秀俊に似た男性がお見合い後自宅まで車で送ってくれる。
恵比寿に到着した頃には雨も止んでいた。
ウェスティンホテルのロータリーの中まで入り、
ホテルのエントランス前に到着した頃には西島秀俊が何となく上気しているのが解る、
彼は分かり易いブランドが好きなのだ。
オーデマ・ピゲ、マセラティ、
ウェスティンで恵比寿な私。
送ってもらったお礼にウェスティンでお茶を誘いたかったのだが、本日私はこの後15歳年下の後輩(男)との約束が入っているから、大変名残惜しいがここでお暇致します。
ホテルマンが助手席の扉を開けてくれるから、
痛み入るぞと言いながら降りて、西島秀俊が車を発車させるまで手を振るが、彼はこんなシチュエーションにも満足している雰囲気だ。
私はもう良い歳になったから、
結婚したら都会で欲にまみれて生きるよりも、
もう少しだけ田舎で落ち着いて生活したいと願う、
金があるなと見てわかるアイコンを持ちようやく安心するよりも、空や木やおテントさんをナムナムと拝んで暮らす人生の方が数倍豊かであるだろうと思う。
しかし婚活する上では、
女1人恵比寿に住んでいた方が
恐らく条件的には有利に働くのであろう、
最近の男子は金のある女を好むように思う、
老後2千万円問題から時代が変わったのか。
ウェスティンホテル前から急いで自宅に帰る、
折角だから婚活用のワンピースから飲み会用のワンピースに着替える為だ、
そして直ぐに出なければ飲み会の時間にはもう絶対に間に合わない。