5月8日から始まる大相撲夏場所の番付が昨日発表された。横綱大関は前回と同じ、そして新入幕4名のうち初入幕は「片山(25歳)」のみとあって、少々目新しさに欠ける内容ではあったが見所はもちろんある。

 まずは今年に入ってからの2場所、つまり3分の1をすでに優勝した横綱朝青龍がやはり今場所も優勝してしまうのか、というところは相変わらず注目であろう。ポイントは日本人大関3人がこの男に勝てるかどうかだ。何しろこの朝青龍は去年の11月場所11日目に当時平幕だった白鵬に負けて以来、平幕力士には34戦負けていないのである。その間、大関の魁皇、栃東がそれぞれ1回ずつ土を付けただけ。圧倒的な強さである。
 同じくモンゴル出身のその白鵬からも目が離せない。先場所同様関脇でこの夏場所を闘う。先場所は序盤に負けが先行し、わずか20歳にして関脇となったこの白鵬にとってそれまで経験したことのないような苦しい場所だったことだろう。それでも土壇場に8勝目を上げきちんと勝ち越すところが彼の只ならぬ強さと大きな未来を感じさせる。今場所はおそらく二桁は勝って優勝争いに名を連ねるに違いない。
 続いて先場所10勝とまずまずだった大関魁皇が今場所はどうなのか、というところ。もし今場所優勝することがあればもちろん7月場所の名古屋で綱取りに挑むことになる。ケガを抱えて33歳になる魁皇にとってはおそらく今年が最後のチャンスとなるのではないだろうか。いっそう応援に力が入る。
 さらには今場所で7回目のカド番を迎える大関千代大海にも注目だ。もし場所中に黒星を八つ重ね大関の座を追われることとなれば本人は一線を退くことを公言している。自ら退路を断ち背水の陣で今場所の勝ち越しに挑むこの大関千代大海龍二も応援せねばならない。私と同じ今年29歳である。

 今場所も見所満載の大相撲から目が離せませんな。