KC3A0029.jpg 26日土曜、芝の増上寺であった薪能を見てきた。先月に見た靖国神社の夜桜能はじっとして居られないほど寒かったけれど、今回はそういうこともなく快適に見られた。演目は
  • 能「楊貴妃」
  • 狂言「附子」
  • 能「石橋」
 「楊貴妃」は途中でうつらうつらと寝てしまってほとんど覚えてない。幕間に助六寿司を食べて眠気を覚ます。
 狂言「附子」はとても面白かった。この話は確か小学校のとき国語の教科書に出てきた。太郎冠者と次郎冠者が扇で「扇げ扇げ」「扇ぐぞ扇ぐぞ」とやるところを先生がテープで聴かせてくれて皆で大笑いしたのを覚えている。よくできたお話だと思った。
 「石橋」は連獅子のルーツだというので楽しみにしていた。今回のは長い演目のうち、獅子が出てきて舞う部分のみが上演されたようだった。歌舞伎でやるみたいに獅子が髪をブンブンと振り回したりはしなかったけれど、能舞台に白1、赤2の3体が舞うのはなかなか圧巻。少しだけあった地謡の歌詞はどこか耳にしたものと同じ感じだった。長唄の石橋かなぁ。
 それにしても都心の夜は喧しい。クラクション、無駄にうるさいバイク。鑑賞の間、何度上空をヘリが通ったことか。今日日の薪能は田舎で見るべきだと痛感。
 次なる観劇は国立劇場の双蝶々曲輪日記の予定。