先月中ごろ、会社の文化祭があった。裏千家茶道部は毎年この機会に社員を相手にお茶会をやっている。

そこでお点前する部員は、まだ文化祭で亭主経験の無い者の中から8人が選ばれるとのことで、僕にも声が掛かった。

夏はお芝居の練習で休みがちだったし、何よりその月末には国立劇場での発表会が控えていたので、実はお断りしたかった。自信も無かった。でも人に期待をされてしまうとどうもがんばっちゃうタイプなので、そう思いながらも引き受けてしまった。

やるとなれば本気です。

で、当日は無事にお点前を終えることができました。着流しで御無礼。
お点前

終わってみればいい経験だった。頭ではほとんど緊張してないつもりなんだけれど、お茶をすくう茶杓がプルプルっと震えていました。体は正直ですな~。

練習しているときに思ったけれど、人前でお点前しているときに頭の中で「茶碗をあれして・・・次は柄杓でこれして・・・」なんてプロセスを考えているようじゃぜんぜん務まらなそうだ思った。唄と同じで。
覚えるべきことは頭じゃなくて体が覚えていて、本番ではそれを体現するときに少し頭を使ってその場をより良くしようとする、みたいな感じがいいんだと思う。

とにかく茶道も中々に面白い。