今年も花粉の漂う季節がやってきた。しかも今年は例年以上の飛散量とのこと。気を揉んでいる方も多いことだろう。かく言う私も花粉症患者の一人である。世に花粉症というものが認知されるより前の、保育園児の頃からこの杉花粉との闘いを続けている。

私は小さい頃から毎年のように鼻炎にかかった。今でこそこれが花粉症だと分かるのだが、当時これは単に「鼻炎」ということだった。車で30分ばかりのところにある耳鼻科医まで親によく連れられて行ったのを覚えている。(ちなみにこのとき車に酔わないように対向車の数を数えながら乗っていたことや、山口百恵のテープがよくかかっていたことまで覚えている。)

この頃、母親はこんなことを言っていた。

「TAKAはいつも鼻炎になる。しかしなぜだか毎年海水浴に行くと治る。耳鼻科に行くと必ず塩水で鼻腔を洗浄するが、きっと海の塩水が鼻にいいのではなかろうか。」

面白い。今でこそ分かるのだが、これは海水浴シーズンになればスギ花粉の飛散が収まることによるものに他ならないだろう。私が保育園児の頃から花粉症だったことを裏付けてもいる。

花粉症の症状で嫌なものの一つに「目のかゆみ」がある。しかし私はコンタクトレンズをするようになってからこの症状がピタリと止んだ。カバーの役目になるようだ。コンタクトレンズをしているとタバコの煙が目にしみないことも同様の効果であろう。メガネをしていて、花粉症による目のかゆみに頭を悩ませている方は、期間限定で春はコンタクトレンズにしてみるといいかもしれない。