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| 優勝決定戦でシコを踏む両力士 |
今場所は一時、 “角界のベッカム”ことブルガリア人関脇琴欧州が全勝で、それを横綱朝青龍が2敗で追うというちょっと予想しなかった展開になったが、終わってみればやはり勝ったのは朝青龍だった。優勝決定戦にもつれ込んだとは言え、相撲内容はまったく危なげ無し。これで朝青龍は六場所連続優勝となり、大鵬に並ぶ歴代一位の記録保持者となった。そして来場所には七場所連続優勝に加えて、一年の六場所全優勝という未曾有の大記録が懸かることとなった。今場所の優勝で涙を流したこの朝青龍なら間違いなくやっちゃうな。「平成の大横綱」の代名詞は貴乃花のものであることに変わりは無いかも知れないけれど、後で記録を振り返ると朝青龍の方が目立つ存在になっていくだろうと私は思う。
それにしても優勝決定戦が、モンゴル人対ブルガリア人ってのはどうしたものか。私の後ろに座っていた熱心な相撲ファンは「これじゃ優勝者に「日本一!」って言えないんだよねー。」と話していた。別に攘夷論を展開はしないが、せめて日本人が優勝争いに加わって欲しい。だいたい今日の大関の情けなさときたら無いってもんだ。千代大海は琴欧州に万全の相撲で寄り切られ、栃東は朝青龍に立ち合いのぶちかましでKOだった。この栃東、朝青龍の一番は、勝ち負け以上のアツい相撲を期待した分、がっくりきた。この取り組みの懸賞金は史上最高の49本で、勝った朝青龍は一瞬にして147万円ゴチである。
来年の今頃には今日の優勝争いをした二人が東西横綱になっちゃっていそうで怖い。うーん、本当にそうなりそう。
