つい先日のし袋に筆ペンで字を書く機会があった。書いた文字は「御歳暮」と自分の名前だ。その書いた袋を眺めてみて思ったこと。見るに耐えませぬ。あまりに下手すぎて。手書きでアジがある、などという枠を超越した拙さであった。

 まぁそれもそのはずで、この頃字を書くという機会は本当に少ない。仕事に使う資料もほぼ全てが電子化されていて全部キーボードで打つ。誰かに見せる字となると、オフィスで書く“電話ありました”のメモと、飲み屋の入り口で待たされるときの名前(しかもカタカナ)くらいのものだ。

 とは言え私はこれではいかんと思った。あまりに恥ずかしい。よって私は来年早々、何某か「字を書く」ということを習い始めると決意するに至った。ペン字かお習字か、何にするかは正月にゆっくり考えるとしよう。うーむ、これも楽しみになってきた。でも第一は長唄。