先月、初めて人前で三味線を弾いた。
会社で、外国から来訪した本社のお偉方を日本文化を紹介してもてなすことになった。大きなミーティングルームでお茶会を開くことにしたらしく、着物が着られる社員を、と私もお茶運びに借り出されることになった。
そのリハーサルで私が長唄を習っているという話が出ると、
「そりゃぜひもてなしに一曲やってほしい」となった。
「私の唄で誰かをもてなすなんて全然無理ですよー」と固辞すると、
「じゃ、社内に清元を習ってる方がいるので、ぜひ長唄清元のコラボレーションで!」
「120%不可能です!」
と断り続けた。でも「じゃ三味線をほんのちょっとだけでも生で聞かせてやってほしい」と最後に言われ、迷ったけれど「2,3分なら」と承諾。まぁ社内に顔を知られるいい機会になるし、それくらいならいいかな~という気になってしまった。ギャラリーは60人くらいらしい。
本番まで三日。三味線は一年前に三ヶ月ほど習ったきりなのに、我ながら何て怖いもの知らず。半分は度胸試し。でもド下手でも、邦楽にあまり詳しくない方々が相手なら、音楽としてではなくパフォーマンスとして楽しませられるかなと。習い続けている唄で下手な姿を晒すより、もう習ってない三味線のほうが自分も気が楽、とも思った。
当日お茶会の後、象牙よろしくプラ撥握り、これ見よがしに文化譜をば広げ、正札附の前弾きと越後獅子の晒しの合方を弾いてみせた。相当ひどい演奏だったのは間違いないけれど、無事拍手喝采を浴びましたとさ。
しないと思ったけれど意外と緊張した。しかも写真で見れば、棹が寝すぎでちとみっともない。でもおそらくこんな大勢の前で三味線を弾くのは最初で最後ではなかろうか。いい経験になりました。
会社で、外国から来訪した本社のお偉方を日本文化を紹介してもてなすことになった。大きなミーティングルームでお茶会を開くことにしたらしく、着物が着られる社員を、と私もお茶運びに借り出されることになった。
そのリハーサルで私が長唄を習っているという話が出ると、
「そりゃぜひもてなしに一曲やってほしい」となった。
「私の唄で誰かをもてなすなんて全然無理ですよー」と固辞すると、
「じゃ、社内に清元を習ってる方がいるので、ぜひ長唄清元のコラボレーションで!」
「120%不可能です!」
と断り続けた。でも「じゃ三味線をほんのちょっとだけでも生で聞かせてやってほしい」と最後に言われ、迷ったけれど「2,3分なら」と承諾。まぁ社内に顔を知られるいい機会になるし、それくらいならいいかな~という気になってしまった。ギャラリーは60人くらいらしい。
本番まで三日。三味線は一年前に三ヶ月ほど習ったきりなのに、我ながら何て怖いもの知らず。半分は度胸試し。でもド下手でも、邦楽にあまり詳しくない方々が相手なら、音楽としてではなくパフォーマンスとして楽しませられるかなと。習い続けている唄で下手な姿を晒すより、もう習ってない三味線のほうが自分も気が楽、とも思った。
当日お茶会の後、象牙よろしくプラ撥握り、これ見よがしに文化譜をば広げ、正札附の前弾きと越後獅子の晒しの合方を弾いてみせた。相当ひどい演奏だったのは間違いないけれど、無事拍手喝采を浴びましたとさ。しないと思ったけれど意外と緊張した。しかも写真で見れば、棹が寝すぎでちとみっともない。でもおそらくこんな大勢の前で三味線を弾くのは最初で最後ではなかろうか。いい経験になりました。