ここ4ヶ月ほどかかって通勤時間に池波正太郎の「真田太平記」を読破した。


 敢えて読破と言ったのはこれが文庫本で全12巻の大作だから。


 今更ながら断言したいが、この真田太平記はめっちゃくちゃ面白い。大長編なので気軽に人には勧めにくいけれど、文庫12冊を読むだけの時間を投下する価値は十分にある。まず男である私は第一巻のあの1ページ目からハートをがっちり鷲掴みにされたものである。


 またこの小説は、他の歴史的解釈をいくつか紹介した上で「本書はこうであるとして話を進める」といった箇所が随所にあり、戦国時代を理解していく教科書としても楽しく読める。


 私は幕末頃の時代小説に偏って読んできたけれど、今回この真田太平記を読んでみて、戦国時代も相当面白いと開眼した。


 NHK大河ドラマでは直江兼続とお船の「天地人」がやっている。池波正太郎は「私はあまり直江兼続を評価していない」とこの小説のなかで宣言してしまってるけれど、真田太平記を読んでてこのドラマを見るのとそうでないのとでは、随分楽しめ度が変わると思う。


読書ではしばらく戦国時代にハマります。
真田太平記、オススメです。