先日の土曜、知人にお誘い頂いて「お茶事」にお呼ばれしてきた。半年前から会社の茶道部にちょくちょく顔を出しているだけで、盆略点前もまともにできるかどうかの未熟者なのに。お茶事どころかお茶会にも参加したことが無く、お濃茶すらまだ一度も頂いたことがないくせに、お誘い頂いたときは気軽にふたつ返事をしてしまった。
「客に作法なし」とは言うものの、当日が近づいてくると自分の無謀さがいよいよ心配になってきた。できることはやろうと思い、茶名持ちの実家の母に裏千家の「正午のお茶事」に関する本とビデオを借りてきて、数日前から自習した。
- つくばいの使い方
- 席入りのし方
- 懐石の頂き方
- お濃茶の頂き方
・・・などなど
- 普段のお稽古は、このお茶事のほんの一部だと体感した。
- お茶室は薄暗い。
- ほんものの炭の風炉はいい音、いい香りがする。
- 茶懐石料理はとっても美味しい。
- お濃茶もとっても美味しい。
- 漆器でいただくお酒はもう格別この上ない。
- お客同士、初対面でも和やかに語り合えた。
- お茶事にはティッシュペーパーが不可欠のようだ。
兎にも角にも、最初から最後まで亭主の方のおもてなしの心や配慮が本当に素晴らしかった。有難いの一言に尽きる。きちんと亭主が務まる人に悪い人なんて絶対いない気がした。いずれは自分にも亭主の大役が務まる日が来るんだろうか。多分まだ何も分かっちゃいないのだろうけれど、お茶はいいものだと思った。