【コラム】   ラスク | サムライパン屋 ポルカ 尾張旭

サムライパン屋 ポルカ 尾張旭

愛知県尾張旭市でPolkaというパン屋を営んでいます。パン・お店のことを中心に日々のことを書いています。

2度焼きした軽い乾パン。 一口にラスクといっても只パンをスライスして焼いただけのものから、甘味をつけたもの、塩味のもの、作り方も色々あってさまざまなタイプのものがある。

 店でも主役ではないけれどラスクは確実に売れて、時々ラスクだけを買いに来るお客さんも居る。 他の店でも同じような感じだと思う。 只、 パン屋としては元のパンが売れてくれた方が嬉しくて、ラスク作るのは残ったパンを再利用する為に仕方なしにという所が多いと思う。 

実際自分も最近まで完全にそうで、今でもそういう部分も少しあるけど、ラスクの味を真剣に考えるようになってからはラスクの味や奥深さに今更ながら目覚めた感じだ。

使うパンの種類によってもかなり違うものになるけど、一般的なフランスパンを使ったものでいうと、同じ材料で作ったフランスパンでも発酵時間が違うだけでラスクの食感や味が全然違ったものになってくる。 勿論使う粉やパンのボリューム等他にもいろいろな要因でラスクの味、食感が変わる。

また全く同じ様に焼き上げたフランスパンからラスクを作っても、スライスの1ミリの違い、表面に塗るバターや砂糖の量、焼く温度、時間によっても全然味わいや食感が変わってくる。

よく出来たラスクは本当に美味しくてクッキーや他の焼き菓子にも全然負けてないと思う。 只ラスクの種類にも寄るけど折角パンで作るのでパンの味もちゃんとしたほうがラスクらしいかなと思う。

ちなみにポルカでは、塩味の物とフロランタン風のものに普通のフランスパンを、シュガーのラスク等にはラスク用に焼いた牛乳で捏ねたフランスパン風のパンを使っている。


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