今日もありがとうございます。
先日あるネットニュースで、幼い頃に小児がんになり、病気を克服して、大人になって看護師になった男性のインタビューが載っていたんですね。
病室から同じくらいの小学生がただ外を歩いているのがうらやましくて仕方なかったこと。
やり場のない気持ちを家族や先生、看護婦さんにぶつけてしまっていたこと。
でも、ある時に気づいたそうです。
家族や先生、看護婦さん、周りの人達が自分の辛い気持ちを受け止め、寄り添っていてくれたことを。
そのことがきっかけで、病気を克服して大人になって、看護師を目指したそうです。
辛い時期をどうやって乗り越えましたか?という問いにその方は、小さな達成感、目標を持つようにしたと答えていらっしゃいました。
辛い経験を多くの人の為に生かそうとされたその生き方、素晴らしいですね。
私の主人を看取ってくださった看護師さんは、ご家族が癌になったことがきっかけで、看護師になった方でした。
その方の仕事としてだけじゃない、心ある看護に私も主人もたくさん救われました。
辛い時って、心に寄り添ってもらえることで本当に救われるんですよね。
上っ面じゃない言葉や、想いってわかりますしね。。。
亡くなる数日前、意識がもうろうとしていた主人が、夜中に巡回に見えたその看護師さんに「○○くん、ありがとう。。。」って言ったそうです。
そしてその人が担当の日に主人は亡くなりました。
好き嫌いの多い主人でしたので、好きな看護師さんを選んだんだなぁって私は感じました。
辛い経験から得た事をその後の人生にどう生かすか?
どう生きるか。
いろんな事を思い出し、考えさせられたインタビュー記事でした。
そして、、、
今もコロナに立ち向かって闘い続けてくださっている医療関係者の皆様に心から感謝申し上げたいと思います。
本当にありがとうございます。