多く政治家や経済評論家がいろいろ言ってるが、我々庶民が感じる景況感はどういうものか考えてみる。


「景気がいいね!」という言葉は、いろんな意味で活動的であることを表現する言葉。


では、活動的でない(家にこもるってわけじゃない)のはどういう状況か?




働かない、遊ばない、学ばない、買わない、食べない、乗らない、飛ばない、潜らない、走らない、歩かない、観ない、聴かない、教えない、売らない、作らない・・・




まあ、とても活動的ではない言葉の数々が並ぶこと。




じゃあ、なぜこうなるのか?




この質問には個人によって色々な考えが出てくるが、おおよそは経済的な理由と心理的な理由だろう




つまり、使うお金の絶対値が少ない。小遣い20,000円と50,000円では行動範囲が異なる。



そして、使いたいものがない、自分や子ども(がいればその)の将来の為に貯めたい。



といったところ。




日銀が金融緩和をやっても、給料が上がらないと、使えるお金の絶対値は上がらない。

使えるお金の絶対値を上げようと思うと、何かが沢山売れるか、投資などで企業がお金を手に入れる方法が必要になる。

何かが沢山売れるためには誰かが沢山買わなければならない。

誰かが沢山買うためには、お金の絶対値が高くないと・・・



とまあ、たまごとニワトリのような話になる。


さらに、デフレの影響で中国などの諸外国で生産された安い商品が輸入されて、国内で販売されているから、なかなか国内企業に勤める人たちの給料が上がらないというおまけまでついている。



じゃあどうすれば?



そこからが政治の出番。つまりあなたの出番です。



あなたならこの状況に対してどうすればいいと考えますか?



少なくともそこを考えないと、投票する政党も候補者も決められません。



それとも、また雰囲気で決めますか?



口先だけの候補者を選びますか?



もう二度と同じヘマをしない、賢い有権者になるために、あなた自身が考えて見ましょう。





ポイントは、それが正解かどうかではなく、あなた自身がしっかり考えることです。



そしてあなたと意見を異にする人の意見にしっかり耳を傾け、どれが実現性が高く、実効性があるのかを広く理解することです。



日本という国が今後も平和で、そこに住む人たちが安心して暮らせる国であるために、経済が活性化するのは最大であり最初の前提条件です。