カビが原因で発症する『夏型過敏性肺炎』という疾患があります。
症状はいわゆる『風邪』そのもの。風邪薬はほとんど効果なく、一週間から長い場合は一か月以上も悩まされます。
この病気の原因となるトリコスポロンというカビは、エアコン内部や浴室などに繁殖します。エアコンを付ける5月から11月にかけて風邪症状が出現する方は要注意です。
夏型過敏性肺炎を予防する方法をお伝えします
とにかく、カビを繁殖させないこと
カビは、
①温度は20℃前後
②湿度は80%くらい
③食べ物から出る油や湯気、埃、皮脂が好物
④空気(どこにでもあるよ~)
この4つの条件が組み合わさる場所が大好き。しかも、エアコンは吹き出す風の力でカビを部屋中にばら撒いてくれるので、カビにとっては天国
しかし、この4つのどれか一つでも改善することができればカビの繁殖を抑えることができます。
具体的な方法として、
①エアコンを使った後に1時間ほど送風運転をして湿気を飛ばす。
②エアコンのあるお部屋で焼肉やお鍋など『油分を含む蒸気を発する食事』をできるだけ避ける、などなど。
ただし、これはカビの発生を防ぐ対策で、一度繁殖してしまったカビには効果ありません目に見えるカビがある場合はエアコンクリーニングを施工してカビを一掃することが必要です。
エアコンクリーニングをした後、咳や発熱がピタッと止まる症例もあります。
エアコンを付けると咳やくしゃみが出る場合は、エアコンクリーニングを試してみてはいかがでしょうか。
お困りの際は弊社へお気軽にお問い合わせください。